コードギアス 反逆のルルーシュ

　「嘘」か「真」か

　「理想」か「現実」か

　それぞれの信念、戦略がぶつかり合い、今、その結末を迎える。



　やっぱりそうなったか。
　
　幸せな世界は、彼の犠牲のもとに成り立った。


　風呂敷を広げすぎ、少し畳み切れなかっただろうか。しかし、面白い作品であった。
　ルルーシュの優しさがやはり最後まで効いていた。

　瞬間的に沸点に達する点ではガンダム00に近いかんじだが、あちらよりは面白かった。
　直線距離だとそんなに距離のない道に、巨大な迷路をしき、「もう飽きたかな？」ってところにご褒美が置いてあって、また進んでしまう、そんな作品。円卓の騎士など、いろいろとこだわりがったのはわかるが、結局すべてのキャラクターを描ききれなかったのはまずい。あと、死の演出を簡単に使いすぎてしらけるというきらいがある。殊に後者。コーネリアだギルフォードだナナリーだと、・・とにかく浅はかだ。

　朝比奈は！？ダーるとんは！？と言いたくなる。もちろんシャーリーもだ。

　それでもまぁ楽しめた作品。
　出だしの「なんなんだおまえは！？」が気に入ったベランス氏からのおすすめであったが、なんかこんなにも盛り上がるなんて思ってませんでした。皆さん、お疲れ様でした。