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血の刻印の一年後に放送。HDDに貯めていたものを消化。

昨年とは打って変わってひどい作画にチープなストーリー。
ヒロインが可愛くないので感情移入出来ない。シーンもなんだかルパンっぽくない。OPのテンポが悪く格好わるい…。なんだかダラダラと2時間見てしまった。

コンテが山本泰一郎氏。コナンの劇場をしばらく務めた氏だが、なんともずっとパッとしない作品が続いていた。その実力は本作でも健在。アクションはいいんだけどねぇ…。

別段見なくて良い。
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やや昔に金曜ロードショーでやっていた本作。

ルパン3世キャスト変更の一作目であり、キャラクターデザインに日曜童話劇場…だっけ?フランダースとか、そんなかんじの絵柄の人を起用。全体的に過去作と雰囲気を変えた挑戦をしている。

一方で、キャストの方は気合実力ともに十分。
不二子、五右衛門、そして銭形と違和感は多少あるものの、十二分に鑑賞に耐える実力。従前のイメージを大事にしつつも、新たな解釈をキャラクターに与えている印象だ。
作画もアクションバリバリで非常に気合が入っていた。ストーリーはまぁ普通だが、最近低迷が続くルパンシリーズにしては王道なので安心して見ることができる。

オープニングはルパン3世78(2002ver) 音楽とマッチした非常に良いシーンに仕上がっていた。
狸共の知恵足らずな人間との抗争を生暖かく見守る2時間強。

多摩ニュータウン開発で、すみかを追われんとする狸達が、半ば廃れた「化学」を駆使し、人間を研究しつつ開発に抵抗、自らのすみかをあの手この手で守ろうとするお話。かなり昔の映画だが、先日の金曜ロードショーで視聴したため改めて記そう。
化学という理念、江戸から続く狸の歴史、日本全土の師匠の存在、栄養ドリンクでの栄養補給、狸界の急進派、穏健派、日和見派等等、設定自体よくねられていると思う。狸たちの年号を用いるというのも面白いアイデア。
しかし、物語の進行があまりにもナレーター頼みすぎ、歴史番組を見ているようだ。この点では、モンスター社会のエネルギーの成り立ちと主人公の仕事を説明臭さを一切感じさせず理解させたり、クルマ社会の構造を映像だけで魅せつけたりしたピクサーには遠く及ばない。しかも、ナレーターを使った挙句狸どものくだらないシーンを見せられるのだから質が悪い。

基本的には、バカな狸どもの「真剣な抵抗だ!」と言いつつも一喜一憂で体たらくな作戦の数々を延々を見続ける2時間。起承転結は特に無いので、非常にダレる。ところどころ面白いシーンがあるのだが、ナレーターを「うまく」使いそれらをぶつ切りにし、本筋を進ませないものだからアイデアの無駄遣いだ。

一向に決めるに決め切らない当時の政治などの社会を風刺してのことなのか、一喜一憂する狸の姿は人間の姿だと言いたいのか…だとしても、自然破壊をする人間の開発の愚かしさ、それに苦しむ野生動物の現状等々、あまりにも多くのことを詰め込みすぎて最終的に「何が言いたいのか」とっ散らかっている始末。最後の主人公のどや顔の一言は2時間強つきあった視聴者を閉口させるに破壊力十分だ。

火垂るの墓然り、同監督の作品にはハッピーエンドが少ない印象だが、本作はバッドエンドを通り越して「結末(問題)の先送り」だ。

また、本作においてもジブリお得意の素人声優が、我々を素敵な気分にしてくれる。
マゾ向けの映画と言えよう。このあたりからジブリがおかしくなってきたのだろうか?かつてのジブリは表面上楽しく、突き詰めると奥が深い…そんなピクサーの先祖と言える作品が多かった印象だが、この変、特に近年の作品は表面上別に面白くなく、メッセージはよくわからない、突き詰めると謎の迷宮に迷いこむといった印象だ。

竹取物語も心配なものである。
事実は小説よりも奇なり。良心があわられるドラマだ。

大富豪で首から下不随のフィリップを、貧しい黒人のドリスが介護するという実話の映画化。介護、と書いたがドリスのそれは介護ではない。彼のフィリップへの接し方は、障害者にたいするそれではない。
体の自由が効かないフィリップの面倒は見るが、そこに障害者に対する気遣いや壁は一切ない。そしてそんな彼の行為が、障害をおう自分の自分に対する壁を打ち壊していく…そんな人間のあり方を見つめさせる映画だ。

テーマは決して軽くないが、ドリスのユニークなキャラクター、そしてきわどいブラック・ジョークを二人で笑うシーンもあったりで、クスッと笑えるコメディ要素もあるので、むしろ楽しく鑑賞できる。

本作においては、邦題が良い。
Intouchablesは、触られない者という意味のようで、これも確かに納得。お互いに、本当に稀な出会いを経ているわけだから。だがこの映画、お互いにお互いの出来ること、出来ないこと、その才能、技術を尊重しつつ人生楽しんでいく男二人のイレギュラーな人生を描く映画という意味でも、お互いに隠し事をしていて、それでもお互い「みなまで言うな、知ってるぜ」と言わんばかりの信頼関係…(これについて、作中ではあっさり解決をすることになるのだが、非常にいい要素と感じているし、軽く終わったことはこういう解釈につながるのだろうと考える)、そういう意味でも「最強のふたり」はマッチしている。

日本で最もヒットした仏映画ということで、同国の映画は陰鬱としたものが多い印象で個人的には受け付けないものも多いのだが、これはいける。
フランク、ついにルールを破る!?

天才運び屋フランクがまたも事件に巻き込まれる。
今度の依頼はかなりハード。謎の美女つき、腕には車と20m離れたら爆発する超高性能爆弾つき!3つのルールを重んじる男、フランクは今回どう戦うのか-?!

面白いですね、トランスポーター。
今回、フランクはルールをめちゃくちゃ破ります。「こいつのせいで痛い目ばかり見てきたんだ!」と。でも、3作目にしてフランクの心情の変化をいよいよ描く本作は、美女との親展があったりとより、「フランクに燃える」仕様となっている。

ストーリーは毎度の如くおまけであり、カーチェイスとフランクの強さと甘さと女への弱さへ燃える映画です。1作目はルールを破るわけにはいかないし、2作目は人妻だったし、3作目でいよいよ、あらゆる制約を取っ払ったフランクが自由奔放な戦いを見せてくれます!もう警部の友達は完全にフランク擁護派だしな!

もう少しヒロインが可愛ければよかったのに!
クリント・イーストウッドの映画はどうしても惹かれてしまう。
本作は、彼の監督作ではないが。

引退間際のプロ野球スカウトマンとその娘の過去からのすれ違いを修正していこうとする親子物語。そして、スカウト業界にも迫るデジタルの波とそれを頑なに拒む父娘ロートル達協力の、戦いの物語でもある。ともに、私の大好きなテーマ。
悪く言えばハラハラしない淡々と進んでいく映画なのだが、嫌なシーンもないし、結末も爽快感にあふれ感動できる物語。王道で、安心できる作りなので万人に受けるだろう。一方で、スパイスが欲しい方にはちと物足りない…存在感の薄い映画と見えるかもしれない。

出ている俳優陣がとにかくいい。
イーストウッドは言うまでもなく、歌手として名を馳せているジャスティン・ティンバーレイクにエイミー・アダムス。
ジャスティンの映画は初めて見たが、師匠を尊敬する非常に良い好青年を見事に演じている。悪役でも十分に出来そうな可能性も感じた。
エイミー・アダムスは、「魔法にかけられて」以来になるが、ジゼルとまるで雰囲気が違うので誰だか気づかなかったほど。とにかく美しいし、どんな役でも見事にできる人なんだと素直に感動してしまった。ミッキーは美しいのにやたらと詳しい分野があるという一風変わったキャリアウーマン。非常に好きな役だった。田舎町で大好きなスカウトの楽しさに気づき、弁護士という仕事が自分にとって幾許の価値があるのか…(彼女が弁護士という仕事に携わる理由は物語の鍵でもあるのだが)そんな彼女の境遇に、共感せずにはいられない。

アメリカの田舎町の空気感も十分、ストーリーも王道の感動モノ、言うことなしに楽しめる映画。
安くなったらディスクを手元に置いておくのもいいかもしれないと思わせてくれる作品であった。
人気のミュージカルの映画化。
80年台を舞台に、ロックンロールを愛する人々の思いが交差する。

ってな感じの映画。本当に「ロック」が中心に来ていて、誰が主人公?と言われるとまさにロック。ドリューでも、シェリーでも、ステイシーでも無いと個人的には思う。それぞれのキャラクタ-がしっかり形成されており、各々の人生がそれぞれしっかり描かれている為と言える。一方でそれぞれのストーリーが丁寧すぎて、焦点が定まらないことで見たあとに「なんだったんだ」と少しボンヤリしてしまう映画でもある。その状況で私が出した結論は、この映画はロックに立ち直ろうとするステイシーの物語でもなく、田舎から出てきて努力するとするシェリーの物語でもなく、ロックバンドとして成功しようと奮闘するドリューの物語でもない…ロックを愛するあらゆる登場人物の物語であり、この映画のメインは不滅のロックなのだ、ということ。

80年台ロックが否応無しに盛り上げてくれる。近年のはやりの中でも、Don't stop believingはグッとくるし、何よりWe built this cityは燃えました。その当時を知っている人にはたまらない映画だったのでは。

ヘア・スプレーの監督作品ということで期待したが、やはりロックに精通しているわけではないので、ヘア・スプレー程楽しめなかった…というかテーマとして万人受けするものではなかったかと。
だがしかし、当時の雰囲気作りやカタルシス等、ヘア・スプレーに劣らない丁寧かつ勢いのある作りは健在。ミュージカル映画見るなら、ぜひチョイスしたい一作と思われる。

ところで、僕はこの映画のおかげでジュリアン・ハフにはまりそうです。めちゃめちゃかわいい!
極めて高品質のファンサービス映画。

マイクとサリーの大学生時代の日々を描く本作は、前作モンスターズ・インクよりも時系列としては前のストーリーということになる。結論は当然、前作につながるわけだが、果たして一本の映画として如何に上手くまとめ完結させるか…カーズ2では大失態を演じたが、ピクサーの手腕に期待は高鳴る。

評価は高い。やはり前作の衝撃度には劣る部分ありだが、一本の映画として優秀な友情映画であり、質の高いサクセス・ストーリーとして仕上がっている。特に、クライマックスを「安易に」「ありきたりな」展開にしないあたり、つくづく練りこまれているなぁと感心する。随所にこの後の物語(前作)に続くネタが盛り込まれており、前作以来のファンならば必見。このあとに前作を見れば、より深く楽しむ事ができるだろう。今回初の方も、事前に前作を確認した上で見てほしい一品だ。絶対に損はしない。

それにしても、前作に続くという条件のもと、一切のストーリー上の破綻なく、更にキャラクターと世界観の深化に成功した技術には脱帽。一作の映画を作る上で、とんでもない量の設定があるんだろうなぁ、とつくづく感じた。
予告で流れていたカーズからの派生プレーンズも然り。ピクサー恐るべし。

<ネタバレ含む>
前作では無敵のコンビとして大活躍だった二人の出会いは実は最悪でケンカにトラブルばかりと、衝撃のスタートで幕を開ける。そこから、マイクとサリー二人困難に挑む中、お互いのコンプレックスをお互いに認め合い、友情を育み、そしてマイクに関しては幼き頃からの夢をついに実現する。
前述した安易な結末にしない、というのは怖がらせ大会で優勝してよかったね!で終わるわけではなく、そこでサリーとマイクともに弱点をさらけ出し、その上で真の困難にぶつかっていくという展開があったことだ。マイクが高得点を獲得した時、「あれ?さすがに溜めがなさすぎじゃね?」と思ったが、さすがはピクサー。期待を裏切らない展開を用意していてくれた。
というより、本作の重要な部分はここなのだ。
あれだけの最強コンビが出来た所以は何なのか。それは単なる成功体験だけでない。お互いのすべてを知っているからこそなのだ。それを説得する上で、クライマックスの展開はまさに完璧と言える。
誰にでも自分の認めなくない部分はある。観客は全員感情移入できるし、二人のようにお互いすべてを打ち明けて、支えあっていける親友がいることの素晴らしさを誰しもが噛み締めるはずだ。

ルームメイトとしてまだ小心者(だけどクライマックスに向けて確実に狡猾で卑怯になる)のランドール、検疫局員として登場しては「いつまでも監視しとくからね~」と感慨深い一言のロズ、そして追放されてしまう前のイエティが出たりと前作をより深くさせるスパイスは随所に盛り込まれている。特にロズは、この二人をずっとマークしてたんだろうと考えると個人的にはグッと来る…ファンサービスも忘れていない。

本夏、絶対に見逃せない映画の一つ。ぜひ!
世界で有名なミュージカルの映画化作品。キャストもほとんどそのままという気合の入った企画のようだ。その甲斐あって、劇中の曲の歌唱力は見応えあり!

個性の強い登場人物の「愛」や「自由」を求めるリアルな日々を映し出すというストーリー。NYのボヘミアン(芸術家…だが、本作では多少違う意味なのかも)HIV、ゲイ等など馴染みの無いネタが基本なので多少疲れた感はある。それにテーマとしては軽くはない。それでも見たあとに爽快感を感じる見せ方は、お見事。

とにかく音楽は非常に良く、この効果もあって陰鬱な気分にならず楽しく見ることができる。TokyoFMでも流れている「Seasons of Love」はやはり特によかった。 ミュージカル映画や本作の曲が気になるならば一見の価値あり。
金曜ロードショーでやっていましたね。

ジブリ映画は、見終わったあと「なんだかなぁ」となる確率が異様に高いし、
その後日テレで放送されることが確約されているので、映画館には行かない派です。

さて、最近のジブリと言えば出せば叩かれるというのが定石ではありますが、本作も例外ではなく。ということで、全く期待しておらず「どんくらいつまらないのか?」と思って見てみました。

総評:
『思っていたよりつまらなくない』

前評判がガタガタだったおかげもあり、思ったよりは見れました。ですが、作品としてはこころに響くこともなければ、後世に語り継がれることもない…極めて無価値な作品かも知れません。前作、ゲド戦記で映画会に一石を投じた五郎先生らしくない作品とも言えるかもしれません。(まだ見たこと無いのですが)先生にはもっと、巨匠になっていただきたい。(方向は問いません)

時代設定も決して悪くは無いのですが、それほど深い味わいも出しているわけでもない…恋愛描写も『耳をすませば』にはかなわず、様々なシーン演出もなんか薄味。物語の鍵が明らかになっていく過程も、特に溜めも引きもなく…よく言えば視聴者がヒリヒリしない。

「なんかいろんなことが特に感慨もなく淡々と進んでいき、いつの間にか終わっていた」
そんな映画です。

海ちゃんは歴代屈指の可愛くて素敵な女性なので、そこは楽しめました。
あとは音楽。久石作曲ではないジブリ映画は新鮮でした。ありだと思います。

五郎先生がどうとか、というより、ハヤオ先生が頑張ったポニョも散々な出来でしたので、監督云々というか、もはやジブリのコンテンツクリエイト力が限界なのかもしれません。
Zero
HN:
Zero
性別:
非公開
ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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