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なんだか最近、やっぱりロックマンが恋しい。
特にロックマンXが。
以前、初プレイでロックマンに勝る高揚感を持つゲーム無しとかなんとか書いた記憶がありますが、それは今も変わらず。いやはや、どうして新作出ないんでしょうか。
ロックマンXシリーズはもちろん、コマンドミッションやイレギュラーハンターXなど丁寧に作られたゲームはたくさんあり、それぞれ大変満足できたんですが、まぁやはり経営という観点からみると、ロックマンってのは伝統があるにもかかわらずスマッシュヒットに届くかどうか。いやXに関して言えば「目も当てられない」といったほうが正しいか。
それでは出せないのも仕方がない。
さかのぼればX4の売り上げ不振に行き着く。
ゲームとしての出来栄えは素晴らしいものだった。PSのスペックと活かし、ボイスやアニメといった当時のおいしい要素をふんだんに取り込み、レプリフォースという別の正義を敵陣に配置することで物語に壮大さを持たせ…一方でダブルやアイリスといったそれぞれのシナリオに欠かせない魅力的なキャラをおくなど、ストーリー面でも申し分のない出来だった。しかし、売れなかったそうな…。
その後、X5の発売は数年を隔てることとなり、「奇跡の復活」とファンは歓喜を叫びつつけた…かは分からないが、当時小学生だった私は大いに興奮し、聖夜の贈呈品には迷わずX5を買っていただき、1か月間の保管の後24日に頂いた記憶がある。
しかし、今プレイするとバランスの悪さが目についてしまう。
救出システム、ハンター側の布陣強化、複数アーマーシステム、マルチエンディングや過去作からのオマージュなど、斬新なアイデアが多く盛り込まれたが、肝心のストーリーはグダグダ。ゼロの死亡オチ、はっきりしない謎とき、ダイナモの残念な処遇、てんでバラバラのマルチエンディングなど…。これで終わらせようとしたとINAFUNE氏は後に語るが、まさにこの時は「どんな判断だ」状況。アイデアを盛り込む割にボイスやアニメは大幅カットと、今考えれば少ない予算で何とかしようという努力がかいま見えるが、こと前作X4はファンの中でも絶賛する者が多いほどの秀作であり、X5のクオリティダウンには涙することとなった。
これで終わりか…。そんな悲壮感が漂う中産み落とされたのが、ロックマンX6。
ゼロの形見を持ち、エックスが新たな闘いに出るというファンもわくわくのストーリーと、前作から爆速の発売と驚かされた。X5の新規ファンの開拓成功による売り上げ増があるとかないとかで、多くのシステムはX5のそれを引き継ぐこととなる。しかし、スタッフにも余裕がなかったのかドS仕様のステージに激甘なボスなど、ゲームバランスはシリーズ屈指のクソ度を誇り、これまた多くのファンを泣かせることになった。ストーリー面ではゲイトをはじめ魅力ある敵キャラが登場するものの、ご都合主義的なゼロの復活、そしてロックマンゼロ人気にあやかったマルチEDなど、突っ込みどころは山ほどある。これもまた、X4までのエックスシリーズの完成度には遠く及ばない凡作に終わってしまった。
それでもあきらめることなく発表された忌み子、ロックマンX7。
前作X6でシグマさんの限界っぷりと、ストーリーがうまい具合におさまっていたことで「もう終わりかな」なんて思っていたファンには寝耳に水。僕も驚く。
新キャラアクセルの登場によるテコ入れ、初のPS2作品ゆえの3Dは賛否両論あったものの、開発部がSFC時代のエックスをになった部署だったことや、初代OPステージ復活などのファンサービスあふれるSS公開から、心のどこかで「大丈夫だろう」と思っていた人も多いはず。しかし、そんな予測は完全に砕かれることになる。
3Dのアイデアは決して悪いものではなかったが、その調整不足とゲームバランスの悪さが目につく。よくぞクソゲーオブザイヤーにならなかったものだと思うほどだ。ストーリーも湿気が多すぎるし、シグマも無駄に元気だし、全体的にデザインはダサいしで…ほめられた点が一つもないとはどうしたものか。実際、発売当初はこれほど人気のないゲームではなかったのだが、この作品がエックスの運命の決定打になったということもあり、この作品の人気は非常に低いはずだ。これを機に、ロックマンXは闇夜の道をさまよい続けることになるのだった…。
特にロックマンXが。
以前、初プレイでロックマンに勝る高揚感を持つゲーム無しとかなんとか書いた記憶がありますが、それは今も変わらず。いやはや、どうして新作出ないんでしょうか。
ロックマンXシリーズはもちろん、コマンドミッションやイレギュラーハンターXなど丁寧に作られたゲームはたくさんあり、それぞれ大変満足できたんですが、まぁやはり経営という観点からみると、ロックマンってのは伝統があるにもかかわらずスマッシュヒットに届くかどうか。いやXに関して言えば「目も当てられない」といったほうが正しいか。
それでは出せないのも仕方がない。
さかのぼればX4の売り上げ不振に行き着く。
ゲームとしての出来栄えは素晴らしいものだった。PSのスペックと活かし、ボイスやアニメといった当時のおいしい要素をふんだんに取り込み、レプリフォースという別の正義を敵陣に配置することで物語に壮大さを持たせ…一方でダブルやアイリスといったそれぞれのシナリオに欠かせない魅力的なキャラをおくなど、ストーリー面でも申し分のない出来だった。しかし、売れなかったそうな…。
その後、X5の発売は数年を隔てることとなり、「奇跡の復活」とファンは歓喜を叫びつつけた…かは分からないが、当時小学生だった私は大いに興奮し、聖夜の贈呈品には迷わずX5を買っていただき、1か月間の保管の後24日に頂いた記憶がある。
しかし、今プレイするとバランスの悪さが目についてしまう。
救出システム、ハンター側の布陣強化、複数アーマーシステム、マルチエンディングや過去作からのオマージュなど、斬新なアイデアが多く盛り込まれたが、肝心のストーリーはグダグダ。ゼロの死亡オチ、はっきりしない謎とき、ダイナモの残念な処遇、てんでバラバラのマルチエンディングなど…。これで終わらせようとしたとINAFUNE氏は後に語るが、まさにこの時は「どんな判断だ」状況。アイデアを盛り込む割にボイスやアニメは大幅カットと、今考えれば少ない予算で何とかしようという努力がかいま見えるが、こと前作X4はファンの中でも絶賛する者が多いほどの秀作であり、X5のクオリティダウンには涙することとなった。
これで終わりか…。そんな悲壮感が漂う中産み落とされたのが、ロックマンX6。
ゼロの形見を持ち、エックスが新たな闘いに出るというファンもわくわくのストーリーと、前作から爆速の発売と驚かされた。X5の新規ファンの開拓成功による売り上げ増があるとかないとかで、多くのシステムはX5のそれを引き継ぐこととなる。しかし、スタッフにも余裕がなかったのかドS仕様のステージに激甘なボスなど、ゲームバランスはシリーズ屈指のクソ度を誇り、これまた多くのファンを泣かせることになった。ストーリー面ではゲイトをはじめ魅力ある敵キャラが登場するものの、ご都合主義的なゼロの復活、そしてロックマンゼロ人気にあやかったマルチEDなど、突っ込みどころは山ほどある。これもまた、X4までのエックスシリーズの完成度には遠く及ばない凡作に終わってしまった。
それでもあきらめることなく発表された忌み子、ロックマンX7。
前作X6でシグマさんの限界っぷりと、ストーリーがうまい具合におさまっていたことで「もう終わりかな」なんて思っていたファンには寝耳に水。僕も驚く。
新キャラアクセルの登場によるテコ入れ、初のPS2作品ゆえの3Dは賛否両論あったものの、開発部がSFC時代のエックスをになった部署だったことや、初代OPステージ復活などのファンサービスあふれるSS公開から、心のどこかで「大丈夫だろう」と思っていた人も多いはず。しかし、そんな予測は完全に砕かれることになる。
3Dのアイデアは決して悪いものではなかったが、その調整不足とゲームバランスの悪さが目につく。よくぞクソゲーオブザイヤーにならなかったものだと思うほどだ。ストーリーも湿気が多すぎるし、シグマも無駄に元気だし、全体的にデザインはダサいしで…ほめられた点が一つもないとはどうしたものか。実際、発売当初はこれほど人気のないゲームではなかったのだが、この作品がエックスの運命の決定打になったということもあり、この作品の人気は非常に低いはずだ。これを機に、ロックマンXは闇夜の道をさまよい続けることになるのだった…。
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