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久々にワロス、な映画でした。

えーと、どこから突っ込んで良いのかわかりませんが、とにかく駄目な映画です。
地雷とわかって踏んだけど、破壊力が想像以上で上半身まで吹っ飛んだ気分です。

まぁ、演技なんかは言うほどもないでしょう。高校の文化祭のほうが良いのでは?と思えるくらいです。カメラワークは悪くはないんですが、クライマックスの打ち合いでは酔うだけで何の臨場感もありませんでした。

それから、最後の敵の男についてですが、僕はこういった展開が最もあたまに来ます(笑

最初は危険で、越前の膝を狙うヒールな男←好評価
 ↓
ところが実は病気(ショックによって声がない)を患う妹がいる。←???
 ↓
最初はテニスなんてくそくらえと思っていたのに、いつの間にか越前の膝を狙うこともやめ、一所懸命にテニスをする熱血な男になっている←糞3乗

そもそも、数年前に青学を退学して、南アフリカに行っていたはずなのに実は残っている理由も良く分からないし、(直後に事故があって両親を亡くしたのか?しかし直接的な説明はなし)
テニスを嫌いになった理由も良く分からないし、暴行事件起こすほどの狂った男がなんか知らんが最後の最後で熱血な良い奴になったのも府に落ちない。とにかく府に落ちない。
さらに、酔うカメラワークという追撃。もはや言葉にできない。

俺ならこうする。最後の最後まで膝を狙わせ、でも越前が対抗策を見出して、「そろそろ本気で行くよ」と左手に持ち替えたあたりで燃える曲を流す。その後は焦る相手をしり目に、圧倒的な力でねじ伏せる。
地に伏せる相手にラケットを向け一言。「まだまだだね」と。
そんで、相手は悔しさのあまりそこから動けず、ただただ越前に対抗心を燃やすのであった。

こんな感じでしょうでしょう。

安っぽいCGや、安っぽい演技や、なんかそのほか安っぽい演出なんかは最初から予想しているし、そもそも原作そのものが立派なものではないので期待はしてませんでしたが、、テニスの王子様最後の砦である、「キャラクター」というものさえも、このオリジナルキャラにおいてうまく描き切れなかったことは、最大の落ち度だと思います。

関東大会を全て描くための尺の都合か、不二のトリプルカウンターや、海道がブーメランスネイクを習得した経緯、大石に関してはムーンボレーさえ出してもらえなかったりと、1時間50分を一体何に使ったのかと問い詰めたい。
まぁ、その辺を排除して越前と手塚の物語に仕上げたかったのかもしれないが。しかしそれでは1時間50分は長すぎるだろう。

何を描きたいのか良く分からないまま時間が過ぎ、最後は意味のわからない青春もので閉めてくれた劇場版テニスの王子様。100円で借りていなかったら間違いなくキレていたし、1800円を出そうものなら後悔のあまりに自害は確実。

下半期にテポドン級が出ない限り、今年の俺ベリー賞は決定です。
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ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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