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第一部
なにをするだァーーッ!!!
第二部
我がドイツの医学薬学は世界一ィィィ!
第三部
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!!
第四部
なんていうか・・その・・はずかしい話なんですが・・・ 勃起 しちゃいましてね
第五部
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!!!!!!!
第六部
2…3 5…7… 落ち着くんだ…「素数」を数えて落ち着くんだ… 11…13…17……19 「素数」は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……わたしに勇気を与えてくれる
お分かり頂けたであろうか。これがかの有名な漫画ジョジョである。
何を血迷ったか、私はジョジョを見始めてしまった。
|l、{ j} /,,ィ//| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ | < 『おれはジョジョを読み始めたと
fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人. | 思ったらいつのまにか読み終えていた』
ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ | 全15巻だとか全50巻だとか
ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉. | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
/:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________
ザ・ワールドもしくはメイドインヘブン
全80巻 ストーンオーシャンまで
いやはや 参った。熱狂的ファンがいて未だに連載が続いている(打ち切りでない)ことも頷ける。当時、私が中学生ぐらいだった時、ジャンプではまさにストーンオーシャンが連載されていた。カタツムリとか、「エルメェス!!」とかそんな断片的な記憶が残っていた。トラウマほどに。当時の私にとってはあの気色悪い物語や絵がらは恐怖であり、「なぜこんなわけのわからない話がいつまでも続いているんだろう?」と本当に疑問に思った。
ジョジョの話というのはまさに奇妙で、知っている人間には異常に面白く、知らない人間にとってはゴミほどの漫画だろう。「つまらない」というのではく、まさに「わからない」のだ。たとえつまらないマンガを見せられても読むことはできる。でもジョジョは「わからない」だからほんとに苦痛。
ジョジョッ!どんな漫画化というと、ジョナサン=ジョースター(ジョとジョでジョジョ)というイギリス貴族の少年と、ディオ=ブランドーという貧しい家庭出身の男の戦いにはじまる、ジョースターの血統と、そしてディオとその遺産との運命的な戦いの物語ッ!
はいちょっと休憩
しかしそれにとどまらないッ!なぜかッ!人はその生涯で多くの人間と出会い、子を作り、そして死にゆくッ!己の運命に逆らいッ!己の運命に従いッ!そして己で己の運命を切り開きッ!それが脈々と繰り返された、それこそが人間ッ!これはジョナサンにとどまらない、ジョースターという一族、その血統の戦いの物語!人間賛歌の物語なのだッ!!
だから、部ごとに主人公が違うんですね。でも決して独立していない。このジョジョは全80巻ありますが、ジョナサンとディオそしてそこから受けつつがれる血統と運命とともに、すべての人間が網の目のようにつながっている。このジョジョはまさに、一つの物語にして「世界」と呼ぶにふさわしい。漫画を越え、「芸術」。
気持ち悪い絵柄はよく見ると緻密にしかし動的に描かれており、その特徴的なポーズそして何よりセリフとともに印象に残って離れない。静寂の水面、予兆の波紋、躍動する波しぶきと、「絵」「話」「台詞」すべての魅せ方に恐れ入るばかりである。
確かに長くて読む気はなかなか湧かないが、これは名作を超えている。
そしてすべての物語を読み、第6部のラストでまた振り返る。
それではみなさん。
アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!!!!!!!!!アリーヴェデルチ!!
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