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今日は様々な用事が重なり昼前に旅立ち今帰還した。
大学のレポートを書くためにとはずがたりの全訳を探しているのだが、これがなかなか無い。
あっても高い。あと何巻も続くのか多い。結局高い。
その教授は幾多とある古典文学の中でなぜとはずがたりを選んだのか。
「源氏布教委員会」は、その巨大な勢力を駆使し、いまや諸外国まで源氏物語の布教を達成している。
その委員会から発足した異端集団「とはずがたり振興会」があり、その教授はその会員なのだ。だから、世にとはずがたりを布教する。とはずがたりは知名度が低く、関連書籍もほとんど出ていない。だから、このように大学の授業で採用しレポート用に書籍を買わせるよう仕向けるのだ。学生は困る。「こんな、こんな本に英世を2人も使いたくない…!」だがしかし、レポートを書き上げ提出しなければ単位をもらえない。単位を落として次に別ので取り直すという戦法も去年まで通用したが、今年からはGPAたる不可解な成績評価システムのせいで、そう易々と単位を浪費できないという状況に追い込まれている。まさに八方塞。
まさか、俺の通う大学そのものが振興会の一部だと言うのか!?
今日のイラストはアクセル。アクセルをえらく書きたくなるときがある。それが昨日。
実は昨日描いた絵なんだ。
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