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ドラマについて書くのはHERO以来でしょうか。
SMAPのファンでして、こと、木村さんの出演なさるドラマは各局とも気合の入ったつくりですので、普段ドラマをそんなに見ないのですが、木村さんのドラマは見ています。
今夜、CHANGEが最終回を迎えました。
木村拓哉主演、題材はなんと政治。開始は1ヶ月遅れと様々な話題を振りまき、そしていよいよの最終回でした。
当初、1ヶ月遅れの裏では脚本の未完成ぶりがあったなど叩かれたりもしましたが、私自身は、HEROをはじめ福田脚本は好きなので、非常に楽しめた口です。
現実離れしていても、そこには社会風刺、正義の権力を振りかざす必需性・重要性が満載で、見ていてすがすがしいものだったと思います。また、出演者も、時代に迎合しない、つまり、視聴率を取るための寄せ集めではなく、しっかりとキャラクターにあったキャスティングがなされており、スタッフの作品に対するこだわり、意気込みが感じられる久しぶりに素晴らしい作品でありました。
さて、「視聴率」です。もちろん、人や世代により好きなドラマのジャンルは異なります。当然のことです。しかし最近、この視聴率ばかりが注目されすぎていると思わないでしょうか?
もちろん、局もボランティアで番組を作っているわけではないので視聴率先行になる理由も分かります。ですが、その視聴率を重要視するあまり、冒険性のない、原作が既に安定していて、キャストもいつもどおりの安定した今話題の人を集め、主題歌もタイアップで選ぶ、シリーズもの・・・そんな同色の作品が異様に増えている気がします。
「木村腐敗神話終わりか」大いにおかしな話です。木村さんだってもはや30半ば。当時ドラマに夢中だった方々も忙しい世代でしょう。もう木村さんが第一線を張る次代は終わったんです。しかし、それをネタに、ドラマ自体を揶揄するのはどうかと。原作なし、いちから、個性と色、扱いづらいテーマを大事にしたこのCHANGE、僕は非常に良かったと思います。