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「そういや最近短編よんでねぇなぁ。さて、今回はどうなることやら」
ということで読み出しました。
以下ネタバレありえます。控えて控えて。
フルメタは毎回ドキドキさせられます。すべてのキャラに愛着がるので、もしものことが起こると実につらい。
序盤はいい滑り出し。テンポのよい戦闘です。
ARX-8 レーバテインや他のASとのやりとりが事細かにかかれています。これは前作でレーバテインにはM9では当然のよう搭載されている最近兵装が搭載されていない機能を補うためのものですが…では、この「味方」がいなくなったときにどうするのか。という疑問を示しているのかもしれません。
そして、嫌なフラグが。ちょっと待て。これだけはやめてくれ、というフラグ。
それにしても、短編で宗介とクルツがお宝を探しにメリダ島を探索した話や、宗介の陣代高校での暴挙の数々。テッサが彼に恋心を抱いていたこと、そして、皆が何はともあれ笑っていたこと・・・そんなことが遠い過去に思えてしまいますね。劇中では「つづくオン・マイ・オウン」から8ヶ月ですがここではもう数年。短編を読み返す勇気も無く、とにかくシリアスは空気を引っ張り続けています。だからこそ、幸せな結末を願いたいものですが…。
とりあえず、一晩読み明かしたいと思います。朝になって読みたい話でもないので。完全に没頭して、夜明けには打ちひしがれているかもしれません。
<23:15追記>
読破いたしました。
手汗で中表紙がしおれていた。読みながら体の震えがとまらなかった。
いや、そうね…。何から言おうか。一気に読んだ肉体的疲労感と、内容からくる精神的疲労感と…。
つづくオン・マイ・オウンで、数年のときをかけてフルメタル・パニック-つまりはガトウさんが構築してきた、宗介とカナメの日常が破壊された-というような衝撃に匹敵する。
震え、戦き、焦り、渋り、そして涙。
もう後には戻れない。
布石は散りばめられました。
最終決戦へ。
<さらに追記>
最後の最後に、温泉編のあのことが出てくるんです。
あの温泉旅行を企画したのは誰だったか、と。
その彼は死力を尽くして化け物的な、そして、それでいて心を失わないままに狙撃を完遂したんですね。上記フラグというのは、つまりはクルツです。クルツの死亡フラグがビンビン立っていた。だけど、彼はそんなグラグぶっ壊してくれるんじゃないか。頭では理解していても、それを望んでいない気持ちがとても強く、先に進みたい、しかし、ページをめくることに億劫になるという、今まで経験したことの無い気分でした。
フルメタで一番好きなキャラクターです。
過去形にはできません。
マオの気持ちも吐露された。だけどこれはテッサも同じで、「立場」が「状況」が、自分の感情を押さえ込んでしまう。だからこそ歯がゆい。
そしてまた、今まで最大に憎むべき敵だと思っていたレナード。ですが、彼の言い分ももっともでしょう。今の世界はおかしい、しかし、今の世界は今の世界であり、「死」があってこそ「人」である。そして、今の自分の仲間の記憶を、感情を失いたくは無い。その矛盾は、誰の心にもあり、それを直後にクルツの死を以って痛感した宗介。最大の親友の、相棒の死をこのまま受け入れられるのか。そして、これがもし千鳥だったとしたら…。
まだクルツが死んだとは限らないのですが…。実際レイスはロシアの将校と会い、その後ロシア軍が「11」に到着しているシーンもあります。希望的観測でしょうか。
今回の巻は上記を初め、過去のシーンを思い返すような箇所が多くあり、胸を締め付けられた。短編が長編に与える影響、ここに来てグッときます。
もう戻れない、と書きました。宗介やカナメ、テッサ…もちろん彼らも戻れませんが、私ももう戻れません。過去の短編、死線を潜り抜けつつも、日常をなんとか維持し、皆で戦えた長編、その後に待ち構える状況を知ってしまった現段階では、これらに戻ることはできそうにありません。
まだマオとクルーゾーの戦いも残っています。
決戦のとき近し。
また一年か!!
ということで読み出しました。
以下ネタバレありえます。控えて控えて。
フルメタは毎回ドキドキさせられます。すべてのキャラに愛着がるので、もしものことが起こると実につらい。
序盤はいい滑り出し。テンポのよい戦闘です。
ARX-8 レーバテインや他のASとのやりとりが事細かにかかれています。これは前作でレーバテインにはM9では当然のよう搭載されている最近兵装が搭載されていない機能を補うためのものですが…では、この「味方」がいなくなったときにどうするのか。という疑問を示しているのかもしれません。
そして、嫌なフラグが。ちょっと待て。これだけはやめてくれ、というフラグ。
それにしても、短編で宗介とクルツがお宝を探しにメリダ島を探索した話や、宗介の陣代高校での暴挙の数々。テッサが彼に恋心を抱いていたこと、そして、皆が何はともあれ笑っていたこと・・・そんなことが遠い過去に思えてしまいますね。劇中では「つづくオン・マイ・オウン」から8ヶ月ですがここではもう数年。短編を読み返す勇気も無く、とにかくシリアスは空気を引っ張り続けています。だからこそ、幸せな結末を願いたいものですが…。
とりあえず、一晩読み明かしたいと思います。朝になって読みたい話でもないので。完全に没頭して、夜明けには打ちひしがれているかもしれません。
<23:15追記>
読破いたしました。
手汗で中表紙がしおれていた。読みながら体の震えがとまらなかった。
いや、そうね…。何から言おうか。一気に読んだ肉体的疲労感と、内容からくる精神的疲労感と…。
つづくオン・マイ・オウンで、数年のときをかけてフルメタル・パニック-つまりはガトウさんが構築してきた、宗介とカナメの日常が破壊された-というような衝撃に匹敵する。
震え、戦き、焦り、渋り、そして涙。
もう後には戻れない。
布石は散りばめられました。
最終決戦へ。
<さらに追記>
最後の最後に、温泉編のあのことが出てくるんです。
あの温泉旅行を企画したのは誰だったか、と。
その彼は死力を尽くして化け物的な、そして、それでいて心を失わないままに狙撃を完遂したんですね。上記フラグというのは、つまりはクルツです。クルツの死亡フラグがビンビン立っていた。だけど、彼はそんなグラグぶっ壊してくれるんじゃないか。頭では理解していても、それを望んでいない気持ちがとても強く、先に進みたい、しかし、ページをめくることに億劫になるという、今まで経験したことの無い気分でした。
フルメタで一番好きなキャラクターです。
過去形にはできません。
マオの気持ちも吐露された。だけどこれはテッサも同じで、「立場」が「状況」が、自分の感情を押さえ込んでしまう。だからこそ歯がゆい。
そしてまた、今まで最大に憎むべき敵だと思っていたレナード。ですが、彼の言い分ももっともでしょう。今の世界はおかしい、しかし、今の世界は今の世界であり、「死」があってこそ「人」である。そして、今の自分の仲間の記憶を、感情を失いたくは無い。その矛盾は、誰の心にもあり、それを直後にクルツの死を以って痛感した宗介。最大の親友の、相棒の死をこのまま受け入れられるのか。そして、これがもし千鳥だったとしたら…。
まだクルツが死んだとは限らないのですが…。実際レイスはロシアの将校と会い、その後ロシア軍が「11」に到着しているシーンもあります。希望的観測でしょうか。
今回の巻は上記を初め、過去のシーンを思い返すような箇所が多くあり、胸を締め付けられた。短編が長編に与える影響、ここに来てグッときます。
もう戻れない、と書きました。宗介やカナメ、テッサ…もちろん彼らも戻れませんが、私ももう戻れません。過去の短編、死線を潜り抜けつつも、日常をなんとか維持し、皆で戦えた長編、その後に待ち構える状況を知ってしまった現段階では、これらに戻ることはできそうにありません。
まだマオとクルーゾーの戦いも残っています。
決戦のとき近し。
また一年か!!
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