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伝説の勇者ダ・ガーン第1話~第10話

1992年に放送が開始された勇者シリーズ第3作。
谷田部勇者3部作と称される、エクスカイザー、ファイバードに続く作品。


緑が浜中学校に通う高杉星星史は、地球の「プラネットエナジー」を狙う侵略者達に対抗すべく、45億年の眠りから目覚める伝説の勇者たちの隊長になる。
その第一の使命は、勇者の石「オーリン」に眠る伝説の勇者たちを復活させることであった。そして、最初の敵レッドロンとの接触。この2点が、1話から10話の主軸である。


おもしろい。今でも。
序盤は星史がとにかくわがままで、隊長の権限をフルに使い勇者たちを利用して己の欲を満たす!そして、ダ・ガーンをはじめ勇者たちは星司を信じて疑わないという、どこかおもしろくもどかしい構図。
しかし、その中で起こす失敗に心を入れ替えることもある。1年間という、現在では少なくなったロングスパンで描く星史の成長はこの作品の重要なポイントの一つであるが、それが萌芽したというところだ。

勇者はダ・ガーンをはじめ、空のセイバーズ、陸のランダーズとなる。それぞれすみ分けがうまくできている。「耐えしのぐことの大切さ」を大事にするほどクソ真面目なダ・ガーンと、お調子者星史という不思議な組み合わせ。この二人の主従関係を超えた友情にも注目していきたい。
そしてまた、星史の周囲を取り巻く人間模様も様々。防衛軍大佐の父親、キャスターの母親という偉大な親を持つ星史は、広い家で一人でいることが多い。共働きという現代病をつぶさに描写しており、星史というキャラクターを特徴づけている。そしてお隣さんはおっとりした両親を持つしっかり者の香坂ひかる。星司の幼馴染で、この二人の夫婦漫才もなかなか楽しい。ひかるは正義の隊長さんをわすられないようだが果たして・・?そのほかにも街の警察官根元さんはもっぱらお笑い担当。果たしてどんな活躍を見せてくれるか。

とにかく1年間という長いスパンで、多くのキャラクターを多くの観点から描くという魅力。子供向けだからといって毎回の戦闘で終わらない、深く作られたストーリー。大人にも子供にも楽しめるこの作品構成はお見事。
いきなりべた褒めになってしまったが、さて、視聴を継続していきたい。
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ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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