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クリント・イーストウッドの映画はどうしても惹かれてしまう。
本作は、彼の監督作ではないが。

引退間際のプロ野球スカウトマンとその娘の過去からのすれ違いを修正していこうとする親子物語。そして、スカウト業界にも迫るデジタルの波とそれを頑なに拒む父娘ロートル達協力の、戦いの物語でもある。ともに、私の大好きなテーマ。
悪く言えばハラハラしない淡々と進んでいく映画なのだが、嫌なシーンもないし、結末も爽快感にあふれ感動できる物語。王道で、安心できる作りなので万人に受けるだろう。一方で、スパイスが欲しい方にはちと物足りない…存在感の薄い映画と見えるかもしれない。

出ている俳優陣がとにかくいい。
イーストウッドは言うまでもなく、歌手として名を馳せているジャスティン・ティンバーレイクにエイミー・アダムス。
ジャスティンの映画は初めて見たが、師匠を尊敬する非常に良い好青年を見事に演じている。悪役でも十分に出来そうな可能性も感じた。
エイミー・アダムスは、「魔法にかけられて」以来になるが、ジゼルとまるで雰囲気が違うので誰だか気づかなかったほど。とにかく美しいし、どんな役でも見事にできる人なんだと素直に感動してしまった。ミッキーは美しいのにやたらと詳しい分野があるという一風変わったキャリアウーマン。非常に好きな役だった。田舎町で大好きなスカウトの楽しさに気づき、弁護士という仕事が自分にとって幾許の価値があるのか…(彼女が弁護士という仕事に携わる理由は物語の鍵でもあるのだが)そんな彼女の境遇に、共感せずにはいられない。

アメリカの田舎町の空気感も十分、ストーリーも王道の感動モノ、言うことなしに楽しめる映画。
安くなったらディスクを手元に置いておくのもいいかもしれないと思わせてくれる作品であった。
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ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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