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※00視聴前に書いたものなので色々と内容の時系列がおかしい
※ところどころやわらかいネタバレがあるので
【機動戦士ガンダムF91】
珍しく幸せ結末(笑。俺の中では「逆襲のシャア」見たし、まぁ宇宙世紀はもういいか…なんて思っていたんですが、近所のTSUTAYAが半額ということで、F91視聴。 最初は設定知らんので毎度のごとくおいていきぼりですが、「もういいやめんどくせ」と思って、wikiもひかず、それほど期待もせずに見たんですが…。
やばいねコレ。トゥバラティ。
まず目を引くのが、人が死ぬときの絵がものっそいリアルなこと。痛すぎる。しかもパイロットじゃなくて、民間人が殺戮されていく様子がギリギリまで描写されている。痛すぎる。こういう戦争が市民に与える影響ってのは、0080をいい感じに意識していてそうでいい。というのも、シーブックたちが今まで以上に市民なので、こういう演出は非常に効果的だったと思います。元から軍人だったりしたら、こういう見方や描写は生まれないだろうから。シーブックはジュドーに良く似ていますかね、妹がいて、正義感が強くて。それなので、すぐに好きになれました。
ニュータイプ?なのかな。でも、アムロやカミーユみたいにニュータイプを前面に推しだすのではなく、ラストの戦闘シーンでも母親の作ったバイオシステムとの共鳴、そして何よりセシリーを助けるためのフルブーストという描かれ方が強く、難しいこと抜きで、ひたすら愛の為の戦闘という感じでこれも良かった。
っていうか今回皆いい人ばっかです。 地球連邦軍の体たらくぶりも変わらず。クロスボーン・バンガードの、おじいちゃんが言っていたことに「なるほどぉ」と思い、これまた連邦なのかクロスボーンなのかで迷うところ。そんなこんなしているうちに相手の鉄火面が独断行動を働きさぁ大変!
実際、この物語は「鉄仮面」というクロスボーン・バンガードのごく一部を倒したに過ぎず、連邦の腐った体制や、クロスボーンのソレに対する粛清、どっちが支配権を握るのかというような、大きく政治的に重要な問題は殆ど解決していないのですが、シーブックとセシリーが最後で会えたのでよかった。終わりよければなんとやら。取りあえず二人にとって幸せな結末でどうでしょう?って感じです。非常にいい物語。
それから、テーマソングが半端じゃなくいい歌。ヘビーリピートです。
【新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別版】
ガンダム史上、最高のハッピーエンドだよ。
AC196クリスマス-地球連合政府と、ホワイトファングの戦闘から一年。人々は今、真の「平和」とは何かを、改めて問われることになる。トレーズやゼクスの意思もむなしく、人々は、与えられた平和を享受するだけであった。そんな中、マリーメイア・クシュリナーダ-そう、OZの総指揮官トレーズ・クシュリナーダの娘が、地球への宣戦布告をした。地球権の平和が、今脅かされる-。
OVA三巻があり、新作カットを追加しての映画化。毎度のパターンですが、これは2回見ても全然OKでした。っていうか面白い。まず作画。手抜きポイント一切なしで、MSも動く動く。ドンだけ金かかってんだろう(汗 カトキデザインのMSも、話は知らないながら昔から好きでしたから、「やっと楽しめた~~」というところ。やっぱカッコいいわ。
トレーズの死、ゼクスの反乱、そしてガンダムパイロット達によって人々に与えられた平和。人々は、その平和維持の困難さも特に考えず暮らしているが…。いつだって前線のこの人たちは孤独ですね…。今回はゼクスやトレーズなどがぶつけ合う難しい思想衝突は少なく、ただ、「地球圏の支配をもくろむデキム・バートン」VS「地球圏に再び戦争を起こし、その中でも平和を維持できるかを試す五飛」VS「ただ、リリーナの進める平和を守る為に率先して戦うガンダムパイロットと、ゼクス、ノイン」という構図です。
最後の明夫さんのセリフですべてが報われたと思います。彼らのこれまでの運命も、未来も。こと劇場版では、その後がチラホラ描かれていて良かったなぁ。一点気になるところといえば、理由のないデザイン変更。どうせならイヴ戦争の後に改造が加えられたとかいう話とか作っちゃえば良いのに。最初からこの機体でした、っていうスタンスはいただけなかった。まぁ慣れればなんのことはなかったけど。
ガンダムW。何も知らないながらボンボン読者だったので存在は知っており、何気に(デザインだけでしたけど)、昔から好きな作品でしたが、ストーリーを追うことで余計に好きになりました。初代とか見ていなくても全然いけるので、気になる方は是非見て欲しいですね。もちろん、エンドレス・ワルツまで。