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あーっと…
読み終えました!!

読み終えたんですが…何だろう。何をここに残せばよいのか、すごく当惑しています。
最終回のあと何も書けない人なんですよね。途中とかすっごい色々書くのに。
ダ・ガーンの感想とかあんなにかけて珍しい事態。今回は…頑張るよ。

まず、今からフルメタを読もうとしている人や、今読んでいる途中の人や、なんかライトノベルを読みたいなと思っている人に言えることは、

「まちがいない。読んでくれ」

です。(そんなに多くの人はこのブログ読んでねぇだろという「ささやき」には無視して…)全編通して引き込まれるはずです。EDについて多く語るのはここでは控えますが、「間違いない。読んでくれ」これが全てです。全22巻と長いですが、その価値はあります。
読み方は色々あるんですが、個人的なお勧め。
長編を一気に読むのはだめ。まず、長編と短編も織り交ぜつつ読んでください。短編は時系列がバラバラなのでその辺は気にせず、ただ楽しんで。で、短編は(サイドアームズも含め全て)オン・マイ・オウンまでに読み終えてください。理由は多くは語りませんが、そうするべきです。作品の質が一気に高まります。

高校2年かそんくらいの時、べランス氏が「なんとなく面白い」みたいな例のごとくあいまいな情報をくれて、近所の中古書屋を回って「つづく、オン・マイ・オウン」までかき集め一気読み。以降はまったりは発刊ペースにはまったりはまらなかったり、興奮したりしつつも大学4年の今、無事に完結していただきました。
時間的にはけっこうなものですが、あっというまだったように思います。読み返しても新鮮でした。基本的に何かを読み返したり、アニメを見返すという作業はしない質なんですが、これを僕がしたってことは相当ツボにはまったということだと思います。

あまり多くの作品を鑑賞しているわけではないですし、ライトノベルもこれしか読んでないし、好きなものも本当に偏っていますが、この作品はお勧めできます。ぜひ、多くのひとに読んでいただければと思います。
なんにせよ、本当に良い作品をこの世に生み出してくださって、ガトーさん本当にありがとうございました。一生の作品です。ジジイになっても読みます。










さて、それではネタバレを含む感想に参りましょう。
よかったよぉっぉおおおおおおおおおおん!!!!!!!ぅううおおおおおおおおおおおおおおおんぅおんんぅおんぅおんぅおん!!!(盛大にむせび泣く)

感情を好き勝手にぶちまける前に色々答え合わせしましょう。
ソフィアとかなめの関係についてはおおむねあってたかな?ただ技術情報を送ったくだりは少しぼやけてましたかね。ソフィアが送ってんのかかなめが送ってんのか。
レナードの中の別人…。彼が豹変したのは別になんかが乗り移ったわけじゃなかったのね。「案外僕らは戦う必要なんて~」は、二人とも「普通に」なることを望んでいたってわけで。バニの真意がそうだったのかは分からないですが、アルはやはり鍵になりましたね。最後。興奮した。あとアンおじさん(あえてこう呼ぼう)の真意もおおむね予想の範囲内。ちょっとくどかったけど。

さて…っでは。
僕はハッピーエンド至上主義なので、この結末に対しては「文句なし」なんです。
というか、基本的にハッピーエンドになれと妄想し…いや妄想はしないのですが、祈りはするんですが、この作品は僕の予想を超えてきた。それがクルツ。クルツは下半身不随かなんかになるかなぁ、と思ったりしたんですが、彼はやっぱギャグ担当ですね(笑 完全に五体満足で帰ってくるとは…。実際クルツがそんな状態でマオ姐さんと寄り添いあって生きるってなったら少し湿っぽいので(現実的だしあり得るラインだとは思うけども)この形で終わったってのは最高だと思います。
クルーゾーもキャラが経っていたし、レイスもなんだかんだでいい奴だし…!
実はボーダ提督も生きてたり・・・これは本当にびっくりしました。どんな超人だよ…!テッサたんは少し悲しい終わり方だったけど、これは後日談としてジジイ達と一緒に宗介と再会イベントがほしいですね。
ナミが唯一救われなかったかな。ここもフォローがほしいですが…千鳥と二人でタイに行ってほしいね。
そして宗介、千鳥とアル。
皆生き残ってて、最高の終わり方じゃないですか。もうね、もう…!!(感涙)
宗介が泣いたシーンも、千鳥との約束を果たしたシーンも、護衛も、謎も、皆の幸せも…完璧に、完璧に終わった。こうすりゃよかったのに、俺ならこうしたかな、っていうのが微塵もない。

あーもう何を言えば良いのかわからないけども、フルメタにはまってた皆さんは結構こんな万感の思いなんじゃないでしょうか!本当に良いキャラが多いからね…まだまだ続いてほしいね…!!
ちょっとなんか絵とか描きたいですね…。練習せな。

さぁ、それでは。今夜はお祭りですね。

[了]
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Re:フルメタル・パニック ずっと、スタンド・バイ・ミー
Zeroさん。ごぶさたです。deadvoxです。
待ってました。もう、僕も言葉が出ません。w
きっと、僕とZeroさん、同じ時間に最終巻を読んでいたことだと思います!
お、オムニスフィアで、オレとZeroさん繋がってる??!!w

もう、なんか、いろいろ真相の予想とかしてたけど、このエンディングなら
少々のぼやかしは、もうどうでもいいです。
やっぱり「宗介たちのこの世界」でハッピーエンドを迎えてくれたことに、ただただ感動です。
ミスリル側はほとんど犠牲者でなくてご都合主義??いいじゃないですかね!!
これぞ、冒険活劇、これぞボーイミーツガール!

ブラックテクノロジーの送信については…。
作中で、未来ではなく、このときから、18年前に送られて、何度も何度もその18年が繰り返されて
いまの技術が作られたとありましたよね。
なので最初の一回目では、僕らの時代よりちょっと進んだ技術が形作られて、
そのあと10回目くらいでASの基礎ができて、
さらに、100回目とかでTARTAROSができるようになって…。
と、だんだん進化していったのでしょうね。
【ソフィア(かなめ)の目的は平和な理想世界をつくることなのに、ブラックテクノロジーを送って兵器を進化させるのは矛盾??】
という疑問ですが、
ソフィアの最終目的はTARTAROSで理想世界をつくることだったのだから、
少なくともTARTAROSができるまでに、技術を進化させる必要があった、と理解しましたが
Zeroさんはいかがでしょう?

「ソフィアが送ってんのかかなめが送ってんのか」については…。
無数にある分岐の中のひとつの「ある並行世界」では、
作中でかなめが見た、「平和な学園生活、頬に傷のない宗介との甘い一時」
を選んでしまったかなめもいたかも知れないですよね。
そのかなめは、完全にソフィアと同化し、ソフィアの目的完遂のために協力していたのかもしれない。

と、まあ、こんな考察などどうでも良いくらいに今の気持ちはすっきりとしています。
「僕らの知っているこの世界」のかなめは、傷がある宗介を選んだんですからね。

最後の宗介が、死にたくない、と嗚咽をもらすところ、かなり来ました。
あんな感情をむき出す宗介が見られるとは。
そして、そのあとのアルの行動。もう、いい年したおっさんが泣きまくりでした。
で、ふつうの作品なら、あのあと、「軍曹殿、わたしはあなたと出会えて幸せでした」とか
アルは大破したりするんでしょうけどw
やっぱりそこはフルメタ。アル、ナイス!
あと、台無しクルツ!!宗介にまで、台無し呼ばわり!でもそれがクルツ!!

いやー、ほんと、なんにも言うことはありません。
後日談は蛇足と言う方もいらっしゃるでしょうが、僕は読みたいです。
テッサも幸せをつかんで欲しいし、Zeroさんのおっしゃるようにナミのことも忘れて欲しくない。
宗介とかなめは、ラブラブで、もうハリセンは二度と登場しないのだろうか??などww
まあ気長に待ちましょう。

あとは、僕は、できれば、完結までのアニメを作って欲しいですね。
関さんと雪野さんでのあのラストシーンをぜひ見てみたいと思っています。

とまあ、僕も、興奮でなにがなにやら、支離滅裂なコメントすいません!

またまたブログ汚し、失礼しました〜!
deadvox 2010/08/23(Mon)13:34:52 編集
無題
コメントありがとうございます!ニック・オブ・タイムのくだりやらかなり時間がかかってしまいましたが、なおも見ていただいて感謝の極みに御座います。

なるほど技術情報の送信に関しては大納得です。
ループして、しまくって、ここまで行き着いたんでしょうね。


皆生きてて本当良かったです。(ブルーザーは大好きだったんで残念ですが…。「エド・サックス中尉のきわめて専門的な闘い」が大好きでわたくし…)

色々と、考えていたことをこの最終巻ではやってくれたな!!と少し落ち着きつつある今、そう思っています。
途中で流れる千鳥が望む「当たり前の」生活のシーンは、これは僕とdeadvoxさんの言う「残念なED」ですよね。決して悪くは無いけどもの悲しいED。時間災害を完全に元に戻し、戦争を知らない宗介と結ばれておしまい、と。このシーンを中に入れてくれるって、サービスだなぁと思いました。一巻で、想定したふたつのEDを見られるわけだから。

物語の終点は、無限大の選択肢の中から一つを選ばなきゃならない。
「終わりよければ全てよし」という反面、途中がいかに良くても「終わりが失敗すれば(個人のツボにはまらなければ)」その作品は残念な扱いを受けてしまう。
クルツを殺すこともできたし、一生の後遺症を負わせることもできた。
激戦の中でマオやクルーゾーを死なすこともできたし、宗介を帰ってこれなくすることもできた。
しかし、この作品が終点として選んだのは、皆しぶとく生き残って最後は笑っておしまい。
だけども、全部うまいんですよね。「ぎりぎりで命の綱を離さなかった」という生き残り方。奇跡でも何でもない。
アルのあれも、今までの作戦の経過やアルの変化を見ていれば、決して奇跡でもなんでもないだろうな、と。バニが目指したのは、アルという人格を形成することで、究極的には「自力でのラムダ・ドライバ」の発動を可能にすることだったんじゃなかろうかと、今想像しています(笑)
アル自身に、感情や判断基準があれば、独自でのラムダ・ドライバ発動の使いどころを間違えるはずはないですし、何者かに悪用される危険性も減る。「よもや核兵器から搭乗者を守るために」なんてことは考えなかったでしょうけども。


で、うれしいことに、Amazonのレビュー見たんですが皆大絶賛。
ここまでファンと筆者が望むものが一致してて、皆が望んだ究極のハッピーエンドを見せる作品ってそうないだろうな、と思っています。そんな作品の終わりをリアルタイムで見れて良かった。
ガトーさんもファンも結局は同じ結末を望んでいたってことなんでしょうか。

後日談は僕も見たいです!!これはやるべきだろうと!!ぜひ!
そしてアニメですよね!!!
これはもう、あれ、ハルヒとかやってる場合じゃないですよね!!!(異様に力む(笑)
・踊るVMC
・つづくOMW
・もえるOMF
・つどうMMD
・せまるNOT
・ずっとSBM
1クールで2個ずつやれば全部で3クールか…。TSRは面白かったんですけど少しダレたからね。もう少しテンポよくて良いね。あとはあれかな、劇場のみとか。今ブレイクブレイドとかいうのやってるけど、あんな感じで。劇場少なくても、ソフト収入でなんとか採算をカバーできる…といいなぁ…。

まだまだ続いてほしいですな!ほんとコメントありがとうございました~。
Zero 2010/08/23(Mon)22:33:10 編集
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