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SFアクションの金字塔っつぅことで、気になったので見ました。

たしかに金字塔。
西、東の入り混じった近未来退廃的な街や暗さなど、まさにさきがけにして最高品位のものだと感じた。どうやら1982年の公開で、私が見たのは最近になって再編集されたものらしいのだが、それにしても美しい映像に驚いた。空からの街の雰囲気はCGなのか実写なのか分からないし、雰囲気漂う異様な建築物のデザインにも驚かされた。
近年では、CGのすごさに驚くことが多かったが、この映画は真逆。30年も前に、このような映像が出来ていたということに度肝を抜かれた。

さて、肝心のストーリーは少し分かりにくく、肝心の部分の解釈は観客に委ねるというアクションにしては珍しいような気もする出来栄え。どちらかというとサスペンスに近いのかもしれない。
疑似人間の存在、感情の制御と自我の形成、劣化速度の速さ、人間への反乱…。
アイザック・アシモフが「われはロボット」を作ったのが1950年。その時から、ロボットの反逆は考えられていた。人間と見分けがつかないとか、細胞レベルでのコピーなどという映画がこれ以前にあったかは分からないが、日本で生まれたゲームやアニメ作品、また世界の様々な作品の礎になったのだろうと、見ながら強く感じた。

面白いか、面白くないかで言われれば確かに微妙な点であるが(今はこの手の作品が氾濫してしまっているため)歴史の先駆であるこの作品を見ておくことは大いに価値があることだと思う。
そしてまた、映像の取り方や重苦しい雰囲気は一級品だと個人的には思う。
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ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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