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最後の最終回は、オリジナルサウンドトラック2に収録されていますラストトラック。
「ダ・ガーンへのメール」です。
「ダ・ガーンに手紙を書かないか?」星史は皆に声をかけるが、どうにもこうにも・・
宛先はどこにすればいいんだ?
ということで、そこで繰り広げられるいつもの日常。地球を守った隊長たちは相変わらずで・・・
オフィシャルで展開された最後の物語です。
伝説の勇者ダ・ガーン。
勇者シリーズ3作目にして、勇者の父谷田部監督の最後の作品。
そして、俺がはじめて1年視聴したアニメでもあります。
あれから十数年経ち、購入していたBOXをついに見ることになりました。きっかけはなんだったか。確かレポート仕上げる傍らで再生していて、
「・・・見るか!全部!」
となった次第です。
懐古・・という感じになってしまうのでしょうか。こういうアニメ、無くなったな・・。と、つくづく思うんですね。サンライズで言ったらコードギアスとか、ぶっちゃけ最近の流行りアニメはよく分からないんですが、(萌え系とか人気なの?)絵は奇麗、話もよくできてる。本当にそう思う。でもその一方で、なんかこう、心に染みいるというか、メッセージ性が感じられないんですね。見終わって、もう一回見ようとか、自分の中で色々落とし込む気にならない。ギアスなんかは感情の琴線を揺らすのは人の生死だったりで、ある意味反則技なんですね。重ねられるとイラッと来る演出。伏線の連続で、それを読み解こうとすることが中心にきてしまっている。小難しいセリフを解読することが中心になってしまっている。見てて疲れる時がありますよね。
ところが、勇者シリーズってのは必ずしも生死ではない。むしろ、星史の親父のVサインだったり、母の胸で涙したり、親友との別れに涙したり・・そういう、より日常的な中で、ずっと見てきている人にグッと来させるような感動のさせ方なんだと。ストーリーも、今のみたくやたら複雑ではないが、なぜかシーンだけは思い浮かんでくる。頭に訴えるんじゃなくて、本当に心にダイレクトに沁み込んでくる。
まさに子供向けアニメなんだと思う。最近は仮面ライダー同士で殺しあっているようで、お兄さんとても悲しいです。デスノート見て育った子供と、勇者見て育った子供ってやっぱ違う感じになっちゃうと思うんですね。悪をくじく正義。卑怯を憎む心。そんな人間としてのスタンスが、勇者には詰まっていると思います。面白いアニメ、じゃなくて、子供に何かを伝えたい、子供に見てほしいと真剣に作られたアニメって減ってる気がします。そして、やっぱりアニメって子供が見るもので、そういうのを必死に作る大人って必要なんだと思います。悲しいけど、収益考えたら厳しいのだろうけれども・・。
色々書きましたが、やっぱ勇者シリーズは面白いと!小難しい話抜きに、ガッツリ心に訴えてくるものがある。頭で考えるんじゃなく、心で考えれば考えるほど味が出てくる。今のアニメが失ってしまった、「本当に大切なもの」が詰まっている。そんな気がしてなりません。
オーボスとは一体なんだったのか、オーリンとは一体何だったのか。
ドライアスやダイノガイストと違い、実態あるものではなく、巨大な悪という「記号」としての意味あいが強かったオーボス。奴を倒したことが正しかったのか、間違っていたのかはわからない。地球は防衛したけれでも、果たしてそれが本当の解決になるのかも。けど、そんな分からないことも含めて人間は生きている。人のこと、この自然や宇宙のこと、何もわからないんだけど、分からないから、互いに支えあって生きている。
この日常こそが、互いに生き支えあう大切な日々こそが、星史たちが守ったものであり、そしてこれから作っていく新しい道なのかもしれない。
Thank you Da-garn.
Good bye Da-garn.
「ダ・ガーンへのメール」です。
「ダ・ガーンに手紙を書かないか?」星史は皆に声をかけるが、どうにもこうにも・・
宛先はどこにすればいいんだ?
ということで、そこで繰り広げられるいつもの日常。地球を守った隊長たちは相変わらずで・・・
オフィシャルで展開された最後の物語です。
伝説の勇者ダ・ガーン。
勇者シリーズ3作目にして、勇者の父谷田部監督の最後の作品。
そして、俺がはじめて1年視聴したアニメでもあります。
あれから十数年経ち、購入していたBOXをついに見ることになりました。きっかけはなんだったか。確かレポート仕上げる傍らで再生していて、
「・・・見るか!全部!」
となった次第です。
懐古・・という感じになってしまうのでしょうか。こういうアニメ、無くなったな・・。と、つくづく思うんですね。サンライズで言ったらコードギアスとか、ぶっちゃけ最近の流行りアニメはよく分からないんですが、(萌え系とか人気なの?)絵は奇麗、話もよくできてる。本当にそう思う。でもその一方で、なんかこう、心に染みいるというか、メッセージ性が感じられないんですね。見終わって、もう一回見ようとか、自分の中で色々落とし込む気にならない。ギアスなんかは感情の琴線を揺らすのは人の生死だったりで、ある意味反則技なんですね。重ねられるとイラッと来る演出。伏線の連続で、それを読み解こうとすることが中心にきてしまっている。小難しいセリフを解読することが中心になってしまっている。見てて疲れる時がありますよね。
ところが、勇者シリーズってのは必ずしも生死ではない。むしろ、星史の親父のVサインだったり、母の胸で涙したり、親友との別れに涙したり・・そういう、より日常的な中で、ずっと見てきている人にグッと来させるような感動のさせ方なんだと。ストーリーも、今のみたくやたら複雑ではないが、なぜかシーンだけは思い浮かんでくる。頭に訴えるんじゃなくて、本当に心にダイレクトに沁み込んでくる。
まさに子供向けアニメなんだと思う。最近は仮面ライダー同士で殺しあっているようで、お兄さんとても悲しいです。デスノート見て育った子供と、勇者見て育った子供ってやっぱ違う感じになっちゃうと思うんですね。悪をくじく正義。卑怯を憎む心。そんな人間としてのスタンスが、勇者には詰まっていると思います。面白いアニメ、じゃなくて、子供に何かを伝えたい、子供に見てほしいと真剣に作られたアニメって減ってる気がします。そして、やっぱりアニメって子供が見るもので、そういうのを必死に作る大人って必要なんだと思います。悲しいけど、収益考えたら厳しいのだろうけれども・・。
色々書きましたが、やっぱ勇者シリーズは面白いと!小難しい話抜きに、ガッツリ心に訴えてくるものがある。頭で考えるんじゃなく、心で考えれば考えるほど味が出てくる。今のアニメが失ってしまった、「本当に大切なもの」が詰まっている。そんな気がしてなりません。
オーボスとは一体なんだったのか、オーリンとは一体何だったのか。
ドライアスやダイノガイストと違い、実態あるものではなく、巨大な悪という「記号」としての意味あいが強かったオーボス。奴を倒したことが正しかったのか、間違っていたのかはわからない。地球は防衛したけれでも、果たしてそれが本当の解決になるのかも。けど、そんな分からないことも含めて人間は生きている。人のこと、この自然や宇宙のこと、何もわからないんだけど、分からないから、互いに支えあって生きている。
この日常こそが、互いに生き支えあう大切な日々こそが、星史たちが守ったものであり、そしてこれから作っていく新しい道なのかもしれない。
Thank you Da-garn.
Good bye Da-garn.
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