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ブラッド・ピット主演の09年のヒット作。
映画館行きたい!と思いながら結局いけなかった作品でしたので、楽しく拝見いたしました。

<あらすじ>
 ベンジャミン・バトンは80歳で生まれた。普通の人間の生き方とは違う生き方をしなければならないという運命を背負って。そして出会う数々の人々。すべての人生の不確実なタイミングと選択の連続の中で、彼が思う「永遠」とは何か。


<感想:ネタバレあり>
 フォレスト・ガンプか?と一瞬思います。でも、ガンプとベンジャミンのキャラクターが大分異なるので、こちらはこちらで違う味が十分に染み出ている。(コメントで監督も投げていていた部分です)
 何よりもこの映画、ブラピの集客力に救われています。映画の出来が悪いのではなく、基本的に人生を追体験する映画なので、どうしても「華」に欠けがちになってしまう。そういった欠点をブラピが補うことでヒット作となったのでしょう。
 で、肝心の映画の内容ですが、これはUnderstand<Feelだと思います。「絵」を見て、登場人物の行動や気持ちを理解するのではなく、感じようとする、その人に近づこうとする、そうすることで、この映画の魅力は何倍にも膨れ上がると思う反面、それが出来なかった場合は、ある男の人生を3時間延々と見るだけの退屈な映画になるとも言えます。僕はベンジャミンと共感できる部分が多く、非常に楽しめました。
 途中まではある程度予想できるんですが、終盤はいよいよ心に来ます。身なりは少年なんだけど、中身は70歳とかの老人。だがしかし、彼の脳は高齢化するかのように機能を縮小させ、恋人はおろか自分が歩んできた人生さえも思い出せない。ここで奇跡が起きた!みたいにデイジーのことだけ思い出していたら一気にしらけていたところだろうが、ここは淡々と、彼の人生を描いたのみで、悲しみが込み上げてくる。
 それから、風景の一つ一つがとにかく美しい。この映画を引き立てる重要な一部ですね。


<お勧め度>
 本当に人によって賛否両論分かれる映画だと思います。ブラピ映画はこういうのが多いですね。私は強くお勧めしたいです。愛って何だろう、そして、心で生きることって何だろう、人との出会いって、人生ってなんだろう。そういうことをじっくり感じることができる良作。夜中にお酒を片手にごゆるりと見てほしいですね。
 3時間近くあるので何度も、というわけにはいかない映画ですが、その分一度見ることでの満腹感は大きいです。心を開いて、じっくり感じてください。

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ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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