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MAKOTO
初の邦画なのではないだろうか。基本的に邦画は見ない。部活感覚をぬぐえていない作品群の強さが、邦画の魅力を押し下げているように思う。
しかし傑作もないわけではなく、たとえば今年でいえば重力ピエロやディア・ドクター、そろそろレンタルがはじまる私は貝になりたい等、
真剣さをひしひしを感じる作品もあるので、これからはこちらにも触手を伸ばしていこうかと思う。
<あらすじ>
さぁ、MAKOTO。深夜帯に放送していた映画である。
法医学者の主人公には、「霊」が見えた。
彼らはこの世に未練を残しており、それを伝えようと成仏をしないのである。普通なら自殺で片づけられるような事件。
しかし、彼にはそこに居座る霊が見えてしまうので、「自殺」と簡単に処理することができず、あらゆる事件を徹底的に調べ、
「死者」の「言葉」を聞かなければならないのだ。しかし、それゆえに重要なことを見落としていたのである。
<感想:ネタばれほとんど無>
という映画。非常に良い材料だと思います。
「死者」の霊が見える主人公が法医学者なので、そういう視点で映画は進みます。
ですが、事件性と、恋愛と、なんかゴタゴタ混ぜてしまってオチはすごくいまいちだったなぁ・・・と。
最初30分くらいは一気に引き込まれるんですが、途中から失速して眠気を誘ってくれました。夜中だったということもあるんですが…。
<お勧め度>
低い、とまではいかないけど、わざわざ借りて探すまではないかな、と思います。
主演が東山さんで、あとは室井滋、愛川翔、べッキー、和久井えみなど。気に入った人がいれば視聴してみては?
べッキーのちょっとエロいシーンが拝める。いや、真相は大したことないんだが絵的に若干ね。
僕は東山さんが出てたので見てみました。
魔女の宅急便
あ、の、ひ、とが、ままにあうためにッ!
ヤマトが協賛じゃなかったら「宅急便」じゃなかったんだぜ…。
名作のなかの名作で、本当にもう何回目?っていう感じの金曜ロードショーで見ました。
実は、一回真面目に通して見たことある人って少ないんじゃないでしょうか。僕のその一人ですが。
新たな発見というか、こうして見ると奥が深いなぁ、という良い作品です。
<あらすじ>
キキが魔女になるために街へ出て1年間の修業をする足かけがこのお話。
そこで経験するキキの出会い、恋、挫折、成長の物語。
<感想>
素晴らしい映画です。ジブリの中で一番好き。最近のジブリはわけ分かんない。
このころのは本当に歴史に名を残すお話ですね。絵も半端じゃなく動く。
さて、あらすじは実にあっさりなんだけど、見せ方が上手。2時間無駄がない。
ジジのポジションが見事だなぁ、と。
彼はキキの心が投影された存在で、それが折れ、そして成長を経ることで「ジジ」というキキにとっての「救い」が必要なくなったということなんでしょうね。
「新たな街で、新たな仲間と頑張って」というメッセージなんだと思います。
絵を描くのが嫌になったら書かない、とことん別のことをしているうちに、時期に絵が描きたくなる。とか、この年になってグッと共感できることがたくさんあって、
また明日頑張ろうというような元気が得られる本当に素晴らしい作品でした。
<お勧め度>
きわめて高いです。
特にジブリ作品って日テレの安売りにさらされるんですが、この80年代から90年初頭にかけての作品はメッセージ性だけが突出したりすることなく、
かといって馬鹿作品でもない。見ていて面白く、見込むと深さが味わえるという素晴らしいバランスなんだと思います。
で、今までなんとなくみんな見たことあって、でも、一回真剣に見てみるとまた新たな味わい方ができるのだと思います。
ゲゲゲの鬼太郎 2作目
途中で寝た。
メインキャストは完璧。大泉洋の演技力・はまり方がぴか一。あと猫娘としょこたん可愛かった。
<あらすじ>
・・人間に危害をもたらす妖怪を退治するという物語。
ごめんなさい、よう覚えてない・・。
<感想:ネタばれなし>
メインキャストはいい。衣装も結構作りこんであって某こち亀とは雲泥の差。こだわりが見える。
しかし。
わきを固める役者が本当にゴミ。まぁ敵のボスクラスは立派なんだが、下っ端連中は年5後、この映画を見ると懐かしくなること請け合いのメンバー。
「あぁ、こんなやついたなぁ」要するに、流行に乗ってる人間出そうぜ、みたいなフジテレビの介入が垣間見えて鼻につく。
<お勧め度>
べつにいい。
紅の豚
飛ばない豚は、ただの豚。
ネットでの評価が異常に高いにも関わらず今まで見たことがなかったので挑戦。
良かったですよすごく。
<あらすじ>
第一次世界大戦後のイタリア・アドリア海を舞台に、そこで活動する空賊と、それを相手に生計を立てる賞金稼ぎの飛行艇乗りの「紅の豚」との、男の生きざまを描く物語である。
<感想:若干バレ>
とにかくポルコ・ロッソがかっこいい。こういう男にあこがれるだろう普通!っていうくらい!
ある事件を契機に軍隊主義を抜けたことで、「紅の豚」として自分に呪いをかけてしまったんですが、この「紅」っていうか例の赤の国・主義であったりしてるんですね。
世界恐慌時代で、ズタズタになったイタリアの描写もところどころ含まれており、「いいところ」だけではなく、「難しい現実」を描くあたり大人の映画と言えるかもしれません。
しかし、まぁそういった政治情勢を抜きにしても、男のロマン物語としての完成度は至高。
魅力的な女性も多々登場し、作品を盛り上げます。時々笑えるシーンも入っていて、すごく見事なバランスだと思います。
<お勧め度>
これもきわめて高いです。
かっこいいので何度でも楽しめる。お気に入りの一作になりました。