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●ターザン
テーマもよい。音楽も良い。映像も美しい。
ゴリラの乱獲を狙う人間の愚かさ、自然保護のメッセージがひしひしと伝わってくる。
しかしEDがいまいち。
ディズニーらしく最後も幸せっぽく終わるのだが…私ももう大人だ。これには騙されないぞ。
リロ&スティッチにしても、ヘラクレスにしても、主人公を含むメインキャストたちは、2つの世界のうちの一つを選択することになる。
スティッチの場合は、地球か、母星か。
ヘラクレスの場合は、人間界か、神の世界か。
そしてまた、このターザンも選択を迫られるわけ。自然界か、人間界かって。
正確にはジェーンのほうではあるのだが。
ここが個人的に納得いかないポイント。はたしてこのハードな大自然でジェーンやお父さんは生きていけるのかという疑問。ディズニーに現実の問題(たとえば、ゴリラの食生活は人間もできるのか、とか、弱肉強食の世界でこれまで人間界で生きてきたものが生きていくことはできるのか、など)を持ち込むのは御法度だと分かっているのだが…ぬぅうん…。
逆に、ターザンが人間界に行き、ジェーンとともにゴリラ研究の第一人者として生きていくというストーリーでも良かったんじゃないか。こうなると、もちろんカーチャックを死なすわけにはいかないので、「おまえは向こうの世界で頑張るんだ」という、別の形での「認め」が必要になるが、これはこれで良いと考える。
EDというのは、物語のもっとも重要な部分である。終わりよければ全てよしという反面、終わりが悪ければ途中がどんなに良くてもしりすぼみで終わってしまう。
至極個人的な考えだが、このEDには少し疑問が残った。映画としてのクオリティは一級品です。
●バーン・アフター・リーディング
これは日本の配給会社が悪いっしょwww
構成は良く練られている。5人の登場人物が好き放題やっていたら、誰が望んだわけでもないのに段々ヤバい展開になっていくというお話。
一応コメディに分類されているけど、かなりブラックだなぁ、と思いました。
別に面白くはない。かなりの予告編詐欺。というわけで、レンタルする際はご注意を。