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セフィロスの真の目的は星と一体化し、神となること
そして母親を今も思い続けている
ジェノバ(厄災)が舞い降り、星に大空洞を作った
セトラたちはそれを修復しようと試みるも、ジェノバにウィルスをばらまかれモンスターと化した
残ったセトラがジェノバを封印
星の防衛システムウェポンは使用されることはなかった
ガストとイファルナの子供がエアリス
生後20日、宝条を筆頭とする神羅に連れ去られてしまう
5年前、セフィロスは死亡したとアナウンスされている。
クラウドは7年前神羅兵になるも、セフィロスの事件を機に引退。
というより、ニブルヘイムでの事件で負傷し、宝条の実験体となる。ソルジャーとは本来、ジェノバの細胞を人に埋め込み身体能力を強化したものである。精神力が強く、細胞をコントロールできるものだけが無事ソルジャーとなれるのだが、そうでない人間にジェノバ細胞を埋め込んだ場合は細胞に支配されてしまう。これこそが「セフィロス・コピー」であり、コピーはジェノバを求め「リユニオン」する。
クラウドは北条のセフィロス・コピーの一つであり、失敗作でナンバーはなかった。ザックスの手で脱出に成功するも、ザックスは途中で絶命。クラウドはその存在を忘却し、ミッドガルにてティファと再会。ティファの記憶に適合・擬態し、自身の存在をザックスと置き換えていた。
セフィロス・コピーは5年前に動き出し、黒マテリアをセフィロスのもとへ集める。セフィロスは5年前のニブルヘイムで死ぬことなく、そのままライフストリームに流され、意識を拡散させることなく北に身を置く。クラウドたちの目の前に現われていたのはセフィロス自身ではなくそのコピーであり、ジェノバの奪還に成功した。星を傷つけ、その際に集中する星のエネルギーを得、一体化することを企てる。
そのために必要だったものが、「メテオ」を使用できる黒マテリアであり、セフィロス・コピーのリユニオンを利用した。もちろん、クラウドも例外ではなく、セフィロスを追っていたと思っていたが実際には呼ばれていたというこ側面もある。
さて、歴史に残る名作のなかの名作FFⅦついに終結を迎えました。
エアリスの顛末についてはすでに有名でしたが、クラウドの生い立ちについては明かされておらず(物語を理解する必要が出るのでネタバレしにくいのか)、驚きました。
毎度毎度のことですが、40時間のプレイ時間を飽きさせることなく、しかもどんでん返しをこめて送ってくるFFシリーズには脱帽です。FFは毎回新たなシステムの導入をしてきますが、このⅦはわりとシンプルだな、という印象を受けました。レベルをあげる意味がまだ残っており、かつマテリアを利用することで魔法、召喚やその他アビリティを付加させることができる。今までのRPGを正統に進化させたというかんじです。
さて、世界観は毎度のごとく壮大。
Ⅶの大きなテーマは命。
この星には、今生きているものだけではない・・これまでに死に行く命の上にわれわれは存在している。そして亡くなった命は消滅することなく、この星の中に、ライフストリームとして生き続けている。石油なんですよね、魔晄って。今までの命を糧にして今の生活を豊かにしている。物語の始まりは、そんな魔晄を際限なく消費する神羅への反抗グループアバランチに、クラウドが参加するところから始まります。
そして彼らは、多くの出会いと別れを繰り返し、その人の夢を見て、その人の死を経験し、いつしか星を守る、というより、大切な人を守るという目的を得ていくのです。ジョブなどでキャラクターの差別化は薄くなりましたが、個々のキャラクターには強烈な個性が与えられ、敵味方問わず動き回る。最後にスタッフロールを見ているとき、「あぁ、これは本当に映画だな」と思える作品でした。
FFシリーズが大きな転機を迎えることとなった今作は、その後も語り継がれる日本ゲームの金字塔となった。そのゲームをプレイできたことに、そして10年前、この作品を生み出したすべての人の力に敬意を表する。