[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「今からガンダムを見ようと思う俺に、教えてくれ!ララァ、私を導いてくれ!-アムロ・シャアの宇宙世紀総集編-」
私が見てきた作品を、ちょろっと感想を書きつつ羅列
①機動戦士ガンダム
いわずと知れた名作。とにかく入り口はここ!みんな知ってるガンダムワールドにようこそ。初代にして最高の作品。
②機動戦士ガンダム劇場版三部作Ⅰ、Ⅱ哀・戦士、Ⅲめぐりあい宇宙
劇場で公開された①の総集編+新作カット少し。時間を短縮して理解できるというメリットはあるが、いかんせん急ぎすぎているのと、ニュータイプにこだわりすぎており、TV版とはなかなか違っている。また、現行のレンタルDVDはアフレコ再録なので声優さんがところどころ違う。と、なかなかデメリットも多い。
<この時点でどうすりゃ良いのさ?!>
時間があるなら是非、TV版をお勧めしたい。さらに時間があるならその後に劇場版を見てみよう。美しい作画や名曲『哀・戦士』など、見ておくべきものはたくさんある。無理なら劇場だけ、でもいいが…。やはり急ぎすぎなので、お勧めはしない。TV版は必要かと思う。
さて、次はOVAである。
③機動戦士ガンダム 第08MS小隊
ガンダムの余剰パーツで作られた陸戦型ガンダムが出る話。戦場は地上、時代は初代と同じ0079。魅力的なキャラクターがたくさん登場する、もはやラブ・ストーリー。見た後に非常にスッキリできる後味いいお勧めの一本。また、声優も桧山さん、速水さん、藤原さん、井上喜久子さんとバカ豪華。OP、EDはもはや名曲のひとつなので、是非聴いてもらいたい。
④機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
中立コロニーサイド6での、戦争が市民に与える影響と悲しみ、そして、戦争の中で生まれた青年軍人バーニィと、少年アルとの美しくもはかない友情を描く名作。ガンダム随一の身近な描写はガンダム世界を広げ、とにかく話が悲しくも、すがすがしく、はかなく…。皆で一緒に叫びたい「バーーーニィイイイイーーー!!!」時間も短くてすむので、是非寄り道をしてもらいたい。
⑤機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
パイロット候補生コウ・ウラキがひょんなことからガンダム試作1号機を操縦し、ジオン再建を目指すアナベル・ガトーに奪われたガンダム試作2号機を取り戻す!という話。とにかく、主人公側つまり連邦側に魅力的な人間が少ない少ない。ジオン万歳!ってかんじである。登場人物の一人、ジオンのアナベル・ガトーはシリーズトップクラスの強さと格好良さがあり、しかも中の人は大塚明夫氏だ。もうたまらんはずである。作画も超絶。ストーリー的にはZへのプレリュードで、封印された最強の能力を持つガンダムたち、そしてなぜティターンズができたのか…このようなところを扱うのだが…これこそ実は最後何話だけで、ソレより何より結末の後味の悪さが残る、残念な作品。それ以外はよかったのに…。ちなみに劇場版は結末が違う。もっとひどそう…。
<どうすりゃ、どうすりゃいいんだよーー!>
順位をつけるとしたら、0080、08MS(同着)。0083。0080、08MSはメインストリームからするとそれほど重要ではないのですが、単純に面白いんです。名作です。0083は超絶作画を携えていますが、メインストリームからの重要性は「他の2つに比べればまぁある」程度で、ストーリーがいまいち好きになれませんでした。面白いのは面白いですが、他の2つより劣ります。よって、先の順番です。時間があれば全部見ると良いです。ないなら、チョイスもしくは見ないでも大丈夫。
⑥機動戦士Zガンダム
名作との呼び名高いガンダムシリーズ第2作。反地球連邦組織エゥーゴと、地球連邦軍強硬派のティターンズの抗争。そして最終的に、ネオ・ジオン創設を目指すハマーン・カーンのアクシズを交えた3つ巴の闘いとなっていく。主人公がカミーユ・ビダンに交代するも、前作からの続きなので、シャア・アズナブルやアムロ・レイをはじめ、フラウ、カイ、ハヤト、ちょっとセイラも登場する。…だが、それだけである。やりすぎてわかりづらいぐらい高度に練られたストーリーは基本的に視聴者おいていきぼりなので、よほど集中でもしていない限りwikiは必須。読みすぎてネタバレに注意だ。新キャラクター、特に宇宙のは自身のベクトルが定まらず、ただイライラを周囲にぶちまけるヒステリックな連中ばかりで、こっちもイライラする。まぁ、前作からのキャラは相変わらずいいですが。いろんな意味で見るのがつらかった作品ですね。なんか富野の心の病が垣間見えそうです。でも、これがどうあがいてもキーストーリーになるので、これからも見続けようとしたら必ず通らなければならない門なんです…。
⑦劇場機動戦士Zガンダム Ⅰ星を継ぐもの、Ⅱ恋人たち、Ⅲ星の鼓動は愛
「Zを作り直したい!」と、正常化した監督が打ち出した「新訳」機動戦士Zガンダム!基本的には総集編、しかし途中の端折り具合や結末の違いから、別作品として捕らえてもいいかと思う。新作の超美麗カットが多数。キャラクターの設定も見直され、こちらはぜんぜんイライラしない!!とても面白い作品だ。gacktの歌がまたかっこいいんだ…。
<どっちだ…どっちなんだ…!>
さて。このあとZZ、逆襲と続くんです。まず、単純に見ていてきつかったTV版。見ていて面白かった劇場版、です。しかし、劇場版は端折りすぎているため分からない部分があるはず、というのと、結末がZZに続かないので、新訳…まぁある種の外伝的な扱いにはなってしまいます。なので、ここはTVを見て、「あぁ、これがZZに続くのね…胸糞わりぃ作品だったぜ…」と思って(すんません俺の感想です)、心の換気として劇場版へ行きましょう。ガンダムこのまま行くなら通らなければならない登竜門!
⑧機動戦士ガンダムZZ
疲弊したアーガマが向かった地は、サイドⅠシャングリラ。そこで、ジュドーたち新主人公が登場する。見ていての面白さならZより上でした。ガンダムというより、古きよきロボットアニメというかんじです。後半に行くにつれてだんだんシリアスさが増し、ガンダムの良さと、他のロボットアニメならではの良さを混ぜ込んだいい作品です。今度の敵はネオ・ジオン。総帥はハマーン・カーン。美人なお姉さまです。きっと好きになるはずです。そのほかにも驚くぐらい魅力的なキャラクターがたくさん登場し、なぜこんなに評価が低いのか…と思います。
<コレ見るべきなの?>
ネット上での評価は微妙だし、なんかよくわからないし…。そう思う方、多いはずです。僕もそうでした。しかしまぁ、ガンダムシリーズ見て分かったことは、「評価はひとそれぞれ」という至極基本的なことです。僕はZはいいとは思わないし、ZZは最高だと思います。それほど面白いんです。
単純に、「シャアの逆襲でアムロとシャアとの結末だけ見たい」のであればZZは見なくとも平気なんです。しかし、ブライトさんが全部出ること、そしてハマーンを知っておくことで、逆シャアでのシャアがすることにより思い入れが増します。つまり、直接的には関係ないんだけど、ガンダムと付き合い、たくさんのキャラ、そしてそれぞれの歴史を知っておくことで、結末の感動、考えることがより増す…ということです。ここまで来たなら、もういっとくべきでしょう? ZZは、単純にひとつの面白い作品として薦めたい作品です。
⑨機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
最終局面!ここまでくればもはや何も言うまい!二人の男の結末を、とくと見て欲しい!!
以上。私はコレより、Wへ行く。