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第30話 謎の少年
第31話 もう一人の隊長
第32話 逆襲のレッドロン
第33話 狙われた遺跡
ついにヤンチャーとセブンチェンジャーが前面に、敵キャラクターの再登場と相変わらず盛りだくさんです。今までのコミカル要素がかなり減り、特に敵サイドではかなりシビアな雰囲気になってきています。
物語からも、学校をはじめとする日常的な描写がかなり減ってきました。母さんとテレビ局が人質にとられたりと、少しずつ、日々の変化が分かってきます。
星史とヤンチャーのすれ違い。一見するとヤンチャーのほうが大人びて見えますね。ここもよく考えると面白い。ヤンチャーが故郷の星を失っており、その為に自分の故郷への思いは募り、その意志を継ぐという使命感が、彼と星史の「戦い」に対するスタンスに差をつけているのでしょう。一方で星史ですが、彼はまだ「星を失う」ほどの傷を負っていない。隊長として格段に成長しても、そこはヤンチャーと埋まらない差があります。加えて、団長やピンキーの裏切りから少なからず人間不信に陥ってる状態でもあるのでしょう。しかも敵はセイバーズを瀕死に追い込んだセブンチェンジャー。このあたりのそれぞれの過去をクロスさせることで、すれ違いにより面白味が増してきます。
そして、そのすれ違いが少しずつ解消されるに伴い、ヴィオレッツェがセブンチェンジャーの真意に気付きだすという構成。
「お前は分かってねぇ!自分がどんなに幸せか、母なる大地で、母上を暮らせることがどれだけ幸せか!」ヤンチャーの言葉が、そして遺跡でのダ・ガーンの「それは、君自身がこの先知っていかなければならない」という言葉が、今後星史にどう降りかかるか。見所です。
さて、新メカ・レッドガイストが少し登場。勇者たちの攻撃を全く寄せ付けず去っていくその姿は、今後の激戦を予感させます。