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ずっと楽しみにしてた!
なんてこたぁなく、だらだらと惰性で見てしまった。
アセム編が正統のヒーローっぽいでだしだったので騙され、
キオ編では大張さんが原画担当してたりで騙され…
いろいろあって1年見てしまった。
すでにお察しだろうと思いますが、
最終回も期待を裏切らないクオリティを提供してくれています。
さすがガンダムAGE!って感じです。
ネタバレ
・結局、期待していたAGEシステムはポッとご都合主義的に何かを生み出し、
敵も垂涎の品物だったのに簡単に放棄した。
・エグザDBとか重要アイテムを出しつつも、消化不良でおしまい。
・タイタス即退場。AGE-2以降はそれっぽいのを中途半端に引き継ぐだけ。
・Xラウンダーは結局先頭にしか生かされず、フリット爺最後の頼みは「言語」。
これじゃスーパーパイロットアセムさんとXラウンダー何も変わらない。
・新キャラすぐに死ぬ。愛着わかないうちに死ぬ。
・最初はフリットの成長とか期待してたけど、フリットどころでなくすべてのキャラクターの心情変化や
物語展開が超展開すぎる。よくわからない。
・AGEシステム、ヴェイガン、マーズレイ、AGEデバイス…いろいろアイテムあったのにすべて掘り下げ不足で、最終的には消化不良のお荷物状態。
・アイテムに限らずキャラクターも個性不足。ぶれすぎ。まともに立ってるのフリット爺だけ。
…と、本当にいいところが見当たらない稀に見る作品でした。
子供向けとしてはきっと難しいし、
大人にとっては稚拙で理解に苦しむ。
子供向けにするなら、徹底的にガンダムの強さを全面に出す作品にすればよかったのに。毎週、AGEシステムがいろんなアイテムを生み出すとか、やりようはいろいろあったはず。それこそ昔の勇者シリーズみたいな。
結局どっちつかずだった。残念。
忙しくてBDレコーダーフル活用で。
さぁ、ガンダムAGE2話、3話。
正直言うと、日野さんが言っていた程の感心は得られずってとこですか…。
どこに「良さ」を覚えればよかったんだろう…。
司令官(名前忘れた、おじいちゃん)が死ぬにしても、急に直前に回想シーン入れただけで別に感動っちゃないし、コロニー爆破は確かに悲しかったけど…それは
「自分のいえもこんなになっちゃったら寂しいな…」
くらいのもので、別に物語に素直に感動しているわけではないと思う。
フリットにもまるで感情移入できないし、(…そもそもモビルスーツ鍛冶って何よ)
紫の女の子はティファやらララァとかぶるわで。まぁ、過去作からのオマージュは今後どう変えつつ生かしていくかってのが大事なんでしょうね。最初は丸パクリでも後で化ければそれは成功ですし。
一番やはり気になるのは、脚本の粗が目立つのと、なんかインフレが既に起こっていることなんですよね。
司令官がコロニーに残っていること、フリットくんは知ってないんじゃないの?なのに「救出にいきます!」っておかしくね?とか、脚本の粗が目立ち。
前の話で出てきたビックリドッキリメカがもはや3話では使えなかったりと、インフレの匂いがプンプンしてる。
AGEシステムはフリットが作ったすごいシステムってのはよくわかった。大事なのはこの運用法でしょう。最後まで、AGEシステムに頼りっぱなしだと正直ガッカリ。最終的にはフリットに成長して欲しいってのが俺の願望。まぁそこまで行かなくとも、毎回毎回、超展開で脈絡なくビックリドッキリインフレマシンを出すような代物には成り下がって欲しくない。フルメタでいうラムダ・ドライバの美しさを見習って欲しい。
毎度のことですが、「おもちゃを売りだそう」っていう商品展開がまっさきに来てる感がすごい。AGEシステムってそういうもの?
00はその匂いがなかった。キャラクターは気に入らなかったし2期はまだ見てないけど、初期段階の感想としてはそんなかんじで。
ってか、もっとエミリーちゃんを…
エミリーちゃん最高すぎるだろ。あの年齢にしてあの母性…!
もはやエミリーちゃんの為だけの30分!
とまぁ、
正直エミリーちゃん抜いたら微妙だな、やっぱり。
ガンダムらしいとか、らしくないとかそんなんはどうでも良いんだけど、脚本の粗というか、ペラペラ感が目立っていた。やけに説明臭いセリフが1話だし仕方ないにしても(最近の作品だと、謎のまま引っぱって徐々に明らかにしていくというストーリーも多いが、子供をターゲットにしているのである程度説明口調になるよね)、自分でガンダム設計しといて「武器は!?」とかはないと思ふ…。
あとその前のやり取りは、熱さの演出に失敗した感が…。
ラーガンさん生きてたし。
ガンダム出てからのあぁいう地味な戦闘は嫌いじゃないですね。妙にリアル。
フリットくんが戦闘に慣れてきた頃に、レーバテイン初登場よろしくボッカスカやってくれる回があればチャラかと。
微妙な感じなのはシリーズ構成の氏も承知のうえでは。だから3話まで見てね、って言ったんでしょう。
本来2時間くらい枠で一気にやりたかった内容なんじゃないでしょうか!?
出来れば勇者シリーズでやってほしいプロットだけどね!
面白いねぇ。かなりシンプルな作りと、不安定な作画。まさに平成ガンダム!!
高松監督の作品ははずれがない。
最近でいうと銀魂もけっこうお熱だし、昔だとジェイデッカーとかね。
ACE、デス種じゃなくてXが出れば良かったのに。
記憶のいくらかは吹っ飛んでるんですけど、とにかくラストシーンはアニメ史に残るでしょう。
このために、1年間放送してきたといっても過言ではない。そう思います。
自らの罪を償うために、死することさえも許されないカテジナさん。
シャクティとの会話では涙せずには居られません。
人の罪は、いかにして償うことが出来るのか。この作品が伝えたかったメッセージはこれなのでしょう。多くの人間が罪を犯し、その究極が戦争であり、そのつけは子孫に残っていく。
その中で、罪を犯す人間は何をすればよいのか。Vガンダムは、そこに一つの解を示したのかも知れません。
業を背負い、一生一人暗闇で生きていくという償いを。
Vガンダムの不振から立ち直るべく放送された
革命的ガンダム(Vは個人的には好きですけれど)
部隊は未来世紀!
一つの国に繁栄と富を保持するコロニーと、破滅と貧しさに生きる地球が並行する世界。
そこでは戦争の代替として、指導国家を決定する為に4年に一度、地球を舞台にガンダムファイトが行われていた。ネオジャパン代表のドモン・カッシュは暴走した兄キョウジの操るデビルガンダムを倒すべく、そしてデビルガンダムを作り出した罪で冷凍睡眠刑に処された父を救うべく、パーチナーのレイン・ミカムラとともにガンダムファイトに参加するのだった。
そして彼は、この1年の戦いで多くのものを得、そして失うことになる。
みんな大好きGガンダム。
リアルタイムで見ていたはずなんですけど、いかんせん記憶になくキャラぐらいしか覚えていなかったのですが、ようやっと視聴する運びとなり、1週間ほどでヒートエンド!!しました。
<以下ネタばれ含む感想>
ガンダムかガンダムじゃないかと言われれば、私には何がガンダムで何がガンダムじゃないのかその線引きがいまひとつ定めきれていない部分はあるのですが、見る人によっては度し難い程にガンダムではないのでしょう。だって、ガンダムがガッシャンガッシャン動いて格闘するのですから。コロニーだっておもちゃみたいな面白デザインだし、演出も過剰で今までない作風。
まさにガンダムの異端児にして革命児。
僕はそんなもの一切気にならないので、平気で視聴しました。しかも勇者育ちなので、むしろこちらの方が冨野ガンダムより見やすく楽しめたかも・・・。冨野ガンダムにおいては戦争の悲惨さを押し出す一方で、その後どうなったか、ではその戦争ののちどのような道を歩むのかということについては描写されません。これこそがガンダムたる所以であると言われれば確かにそのとおりでありますし、その答えは作品で描くべきではないというのも最もです。
ですが、個人的には一つの作品としてそこまで完結してくれたほうが嬉しいですね。その点では、平成ガンダムのGとWは、あとくされない見事な終曲を迎えるのでとても好きです。
さて。
このGガンダム、結論から言うに「名作のなかの名作」です。迷ってなどいないッ!一つの作品としての極みに至った至高の作品。熱、友情、愛、そして勝利。
感動アニメの必須事項をすべて盛り込みかつ、視覚に訴える熱演出、聴覚に訴える名曲、心に訴える激烈台詞で印象に残ってはなれません。
熱いだけの馬鹿アニメかと思いきや、ドモンを取り巻く環境は終盤につれてその複雑さが露呈し、どんでん返しに次ぐどんでん返し、明らかになる真実と、休む暇を与えません。前半は若干退屈感があるものの、ここまで終盤、そして最終回につれてスラスターを全開にできる作品はそう多くないでしょう。
ガンダムファイトという驚きの展開を見せつけ、戸惑う視聴者を牽引しつつ、最後にはそのガンダムファイトを物語自体が否定するというやりっぷり。極度に政治家したスポーツとでも言ったところだろうか、下らぬ妄言をたれる政治屋を相手に熱き魂を集め戦うファイターたちの姿は、現実世界の鏡のようで本当にスカッとする。また、政治腐敗のみならず環境についても触れており、そちらはデビルガンダムが絡んでくる。ガンダムファイトが行われるのは貧困層の住む地球であり、ファイト以前から汚染されていた地球はさらに汚染の一途をたどってしまう。デビルガンダムの真の目的とそれからの経緯が明らかになるにつれ、地球汚染はこの作品の中核の一つと成ってくる。Gではその後、ガンダムファイトが再考されたであろう描写もされており、14回以降はマスターアジアの意思をも引き継いだ新のガンダムファイトが開催されたことであろう。
政治、環境と現実にもはびこる問題を題材とし、それでもファイトというすがすがしい魅せ方をとることで、おもっ苦しくない、しかし深い物語になっていると感じる。
それでは、覚えている限り各キャラへの思いを。
<ドモン・カッシュ>
世紀に残る猪突猛進主人公。前半こそ自分勝手で後先考えない、ただシャイニングガンダムのハイパースペックに頼って戦う未熟な男でしたが、師匠との再会、仲間との友情を深めたギアナ高地での修行、決勝大会を通して成長しまくった。「大きくなったぁ・・ドモン」
感情の突出が激しく、ウジウジするより拳を叩きつける!という男なので感じにくいですが、この男を取り巻く環境はなかなかすさまじいものがあります。優秀な父と兄に反発し家出をして、東方不敗のもとで流派・東方不敗を習得、帰ってみれば父の作ったデビルガンダムを兄キョウジが奪取し地球へ落下。その際に母親は死に、父は冷凍刑に処された。父を救うべく、兄への憎しみを糧に苦しみガンダムファイトを勝ち抜き、終盤で明かされる真実。
本当の黒幕は今まで仲間のはずだったウラベ、そしてレインの父ミカムラ博士であり、父と兄はその手からデビルガンダムを守っただけだったということ。そんな思い事実を打ち明けられても、素直に涙し、その過程においても仲間とともに幾多の今回を乗り越えるなど、驚くべき精神力があるのでしょうね。その一方で、人間関係の不器用さも人数倍で、レインの気持にもハッキリできなかったり、こと恋愛面に関してはヘタレなど人間味も十分で非常に好感が持てる。
友情、勝利、そして気づいた本当に大切な人。この男をおいてほかに誰が主人公か!?直球勝負の男に祝杯を。
ゴッドガンダムはまさにガンダム史に残る名機体で、異常な強さを誇っていた。
「お前が好きだぁーー!!お前がほしいーー!!!」
<レイン・ミカムラ>
才色兼備、ナイスバディ、性格最良、いうことなし。ドモンほどおバカさんでなければ、レインに自分勝手な言動なんて取れるわけがない。神々しすぎるヒロイン。ヒーローがドモン以外にいなければ、ヒロインはレイン以外誰がいるという感じ。完璧すぎるのに心がもろくて、それでも幼馴染のドモンを助けるために献身する。もうびっくり。このカップルに反対する人間なぞいない。
ちなみに弓道の経験があるかないかはわからないが、演出に完全に負けた。
<東方不敗>
ドモンの師匠にして最大の敵。しかして、その真の目的は。うるさくて強い親父の代名詞マスターアジア。生身でMFを破壊するという人間離れした技で視聴者の心をグッとつかみ、10年以上たったいまでのその心を離さない。むさっくるしい声、異常な強さと、のちのアニメ史に残した影響は計り知れない。その実、究極のエコロジストであったりととことん油断できない男である。
弟子であるドモンをデビルガンダムの生態ユニットとすべく強敵を当たらせ、ついには東方不敗奥義、石破天驚拳を伝授。しかしその裏には、マスター自身も気づいていないところでドモンに勝ってほしく、そして地球再興をドモン自身で目指してほしいという願いもあったのではないでしょうか。マスターとの最終決戦はこれまたガンダムファイト史どころかアニメ史に残る名勝負で、必視です。最後のドモンとのかけあいは、心揺さぶられぬ者はいないはず。
中断
wikiによれば、ガンプラって1キット分の金型製作に数千万円が飛んでいくそうです。億単位なんてものもありますが、それはPGなどでしょう。しかし、Vガンダムもかなり高額な部類に入るのではないでしょうか。あの小ささに加えて、可変合体MSですから。加えて、Vガンダム自体そんなに人気があるわけじゃないのかも。ZZもラインナップは少ないし、やはり集中しているのは1年戦争とグリプス戦役、そして逆襲のシャアですね。あとはあれか、SEED。客引きの為にSEEDラインナップが多かったり、その他ゴッドやウイングゼロなど人気のある主役機のラインナップが急かされる中で、宇宙世紀最後を飾るVガンダムはどうしても後に回されてしまったという側面もあるのかもしれません。
でも、ほしいよなぁ・・・。
Vガンダムおしまいです。
壮大なネタバレ注意。
なんていうか、まぁこの作品の魅力といえば、この間書いたリアルな戦争物語というところなんだな、と。最後はヒロイックで少し残念でしたが。
ウッソ少年が本当にいい子でね。お姉さんたちから人気があったのもうなずけます。最初はただの人助けだったのでしょう。そこに、父親や母親の存在を感じ、次第に戦いに身を投じていく。シュラク隊やオリファー、そしてオデロと、多くの大切な人を亡くし、そのたびに強くなっていく技術的にも精神的にも。宇宙世紀でもっとも悲しい思いをしたのは彼ではないでしょうか。そして、もっとも多くの人を幸せにしたのも彼だと思います。感受性が豊かで、仲間思い。きっと誰しもが交換を抱くような主人公であったと思います。
そして、ガンダム悪女の一人カテジナさん。おそらく学があったのだと思います。かつて日本の闘争のような。まぁそれは置いておいて。彼女の終盤における思想というものは、ザンスカールの目指す未来への興味であり、ひいてはその先の女尊社会があるのだと。と思っていたら、実はクロノクルに惚れてただけでした、というベタな理由をご披露。
彼女自身が、ふがいない父親を持ち、ほかの男と遊ぶような母を持ってしまったこと、母親がそのような状況になった父親の行動への反発など持ち合わせていたものが、クロノクルやマリアに触発され、女尊社会思想を突出したとも考えられます。加えて、そのような環境で愛を知らず、クロノクルからの愛情に狂ってしまったのかもしれません。もとは一緒に戦ったリガ・ミリティアの仲間をあらゆる鬼畜な手段で殺戮し、ひいてはウッソの母親が死んでしまう原因を誘因したり、シャクティを殺そうとするなどのやり手。またMSの操縦技術の向上も顕著で、恐ろしいです。それでもなおこの女を手にかけられ無いウッソ君はちょっとお人好しすぎる?とにかく、あのファラさんよりも狂っています。
しかし最後は、そんな彼女も罪を償わなければなりません。その犠牲にした人間の命の重みすべてを背負うことになるのです。視力を失い、それでも故郷ウーイックに戻ろうとするのですが、そこにはもう、家族も、かつての仲間ももういないのです・・。悲しいものですが、これこそ人生の縮図なのかもしれません。そして、人間のあるべき因果関係なのでしょう。
そのほか、勢いや努力ではジェリドに劣り、カリスマ性ではハマーん様に全くかなわず、騎士道ではゼクスの足下にも及ばぬクロノクル。彼も最初はおもしろそうな男かと思っていましたが、結局カテジナの尻に敷かれただけでした。そして、シャクティやオデロなどの仲間たち。マーベットさん生き残って良かったね・・。オデロさん・・。おじいちゃんたち・・。と、思い起こせば多くの戦士たちの人生がありました。そんな物語。
ラスト2話は感動必死。宇宙世紀最後の物語を、是非堪能してください。
前回から1ヶ月経過
しんどいけど、何とかいいところまで来ているぞ
ガンダムじゃないんですね。これは。
ミリタリーものでもない。ファッション戦争ものでもない。
本当の戦争映画なんだと思います。
それに、ただガンダムが出てくるだけ。
主人公は生き残るとか、このキャラはこんなポジションだからきっと生き残るとか、そんなの一切通用しないんです。彼らは、Vガンダムにおける登場人物でありながら、その世界で真に生きる戦士なのです。だから、物語の流れとか、展開とかそんなものは関係ない。闘って、そして、当たり前のように、本当に当り前のように死んでいくのです。
そんな壮烈な戦争を、ウッソ少年とともに見ていく物語。
受け取り方次第では、陰鬱な糞アニメです。すがすがしさは皆無。監督の精神を疑ってしまうような作品。同じ陰鬱アニメではZがありましたが、僕はこのVは好きです。こちらの作品は、本当に苦しいけれど。Zは自分勝手な人間のおかけでフラストレーションたまりまくりの陰鬱作品だったわけですが、こちらはフラストレーションはたまらない。戦争の中で必死に生き抜く人たちの姿に感動さえ覚える。
しかし死ぬ。
そこで感じるのです。アニメじゃない。現実の無慈悲さ、非条理さを。こんな腐った現実世界をそのまま描いてしまったこの作品。戦争の狂気、苦しさ、悲惨さを前面に打ち出すこの作品はガンダムだろうがなかろうが、一つの作品として大きなメッセージを持っている。そう思えます。
残りは半分。
多くの仲間を失い、それでも進むしかないこの道を。