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物干し竿屋のやり口だったり、創価学会だったり、世の中には箱に包み隠され知られていないことや、タブーとされているものがたくさんある。そして、それを知るたびにおぞましい気持ちになるものである。
今日は、「塾」というもののタブーについてお話したい。
もちろん、これは私自身の経験や、私の周りから聞いた話などが主なので、必ずしも真実であるというわけではないが、これを知っていると「塾」への考え方への参考にしたいただけると幸いである。

さて。
「塾」というものが勃興し出したのはここ数年ではないでしょうか。私が小学校の頃はそんなに多くの子供は塾に行っていなかった気がします。それでもおそらく、今の親御さん世代からしたら多いのではないでしょうか。
「ゆとり教育」「教師の能力不足」など、さまざまな学校に関する問題がとり立たされ、塾需要は確実に伸びていったのだと思います。今や中学生、高校生の多くは塾に通う時代なのではないでしょうか。
だがしかし、ここで問題になるのは塾の供給の問題です。そんなに多くの子供を抱えるのに、人材がいなければ話にならない。また、塾間の競争もあり、価格に関しても考慮せねばならない、ということもあるのだと思います。
ここで目をつけられるのが「学生」です。社員を雇い教育するよりもはるかに安価ですむ。家庭教師や塾のチューター・予備校の担任などの多くは学生です。ここで親御さんたちとの理解の差が生まれる。
「塾には高い金かけてるんだから、成績を上げてもらって当然。勉強は全部まるなげです」そんな方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
だがしかし、本当にそうなるのでしょうか。チューターや担任は一手に数十人の生徒を受け持ちます。そんな中、「学生アルバイター」がどこまで面倒を見切れるか。
個別指導、というものも最近はやりです。確かに、1時間など授業単位では個別指導、少数指導が成り立っていますが、その先生もまた、別の授業もあり多くの生徒を抱えているのです。
また、我々には不満もあります。「バイトなのにここまでしなきゃならないのか」「教場長暇そうなんだし金もらってるんだからもっと仕事しろ」。若者らしい発言でしょうか。我々には会社を持ち上げ、全身全霊で頑張るという建前はありますが、しかしバイトなのです。いつでも切り切られる関係。互いの利害う関係が一時的に、さまざまな歪にも何とか耐えながら成り立っているだけです。企業もそれを承知で雇っている。そんな状態に、100%の信用が置けるでしょうか。私がもし親の立場なら、置けません。
もちろん、全部の先生がダラダラやるわけではありません。責任も、自覚も持って仕事をしています。だがしかし、我々がどんなに頑張って欲しくて話をしても、どんなに教えても、最終的にはお子様自身なのです。そこを塾は隠蔽している。「わが塾にお任せください」。だがしかし、現場で働くのはしょせんバイトです。厭になればすぐに関係を切ることもできるのです。
子供が勉強するか否かが決まるのは小学校3~4年生における学習の程度で決まるといわれます。それが真実なら、中学・高校になって「勉強させてくれ」という親御さんに申し上げられることは、「最善の努力は尽くしますが、保証はありません。」もちろん、ノウハウは教えます。宿題も出し、管理もします。模試の成績も吟味し、学習プランの状況確認・提案もします。だがしかし、それらをやるかやらないかはそのお子様自身なのです。文句を言われても、我々は所詮バイトです…。

さて、ゾクゾクしてまいりました。
ここまでひどく割り切ってはいなくとも、多くのバイト先生たちは、職場環境、生徒状況があまりにもひどいようならすぐに辞めることは出来るのです。我々にも我々の生活があり、そこまで奉仕する必要を感じなくなればそれが最後です。

塾を絶対的に信用することは、私にはできません。家庭教師もしかりです。
あくまでもツールの一つ。
その考えが一番妥当だと思います。
そして、小学校低学年の親御さんは、ぜひ今のうちから机に座らせる習慣をつけさせてください。
中学・高校になって突然勉強し出すなど不可能だと思われます。
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