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3Dという強力な武器を得た映画なのだが、どうにもあくどい商法をしている劇場が存在している気がしてならない。

肝は特別興業料金たるもの。
3Dがすなわち、それに当たるわけだが、これになると一切の割引が効かない。
まぁ、レディースとか学生とか、男である社会人の俺様にとっては全く効力がないのでどうでもいい。
いや、そこはさておき、問題は

前売り券でさえも割引の対象にならないということなのだ。

通常、映画は1800円。
3Dで視聴するとそれが2000円なので、3Dへの追加料金は200円のはずだ。

前売り券は一枚1300円なので、これをベースに200円追加して1500円で映画が見られる。そう思っていた俺が当時はいました。
そう、これが罠。特別興業料金だかなんだかで、前売り買っても差額の700円を支払わないとならないわけだ。これじゃ前売りの意味ってなんなの?と思ってしまう。

まぁ各劇場によって、前売り3Dの追加料金はまちまちだったりするようなので、そこは消費者が賢くなる必要がある。俺が前回いった新宿は靖国通りに面している映画館では上記のような設定の揚句、XpanDという忌まわしい規格で見せられたので、カーズはその作品の質以上にひどい扱いを受けてしまったかもしれない。

多くの映画ファンがこういったことを気にし、つまらない映画館が淘汰されればよいのだが、週末の東京の映画館のカオスっぷりから察するに、そこはやはり大衆娯楽。淘汰はなかなか起きないかな、と思ってしまう今日この頃だ。
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2007年は思えばやはり激戦だった。
TFにカーズと、俺の映画史の両巨頭がノミネートされるという事態。
激しい激突の末、両者受賞という結果になったわけだったが、2011年またしても、リアルタイムでその激突が起ころうとは思っていなかった。


さて。
ライトニング・マックィーンの故郷としてラジエーター・スプリングスは栄えていた。
昔の面々も変わっておらず…いや、違うことととすれば、マックィーンの師であるドッグがいないことか。マックィーンは彼の意志を継ぎ、ピストンカップで勝利を重ね続けていた。
そして今回、ひょんなことから彼は全世界で行われるアルノール社主催のワールド・グランプリに出場することに。しかしそこで、ある事件に巻き込まれていく。

カギはメーター。二人の友情は、この大きな壁を乗り越えることができるのか!?



ってな感じで書いたんですが…。
はっきり言わせていただきます。 駄目です。

ピクサーの数少ない、実に数少ない失敗作でしょう。
前作のカーズは、ビジュアル・ストーリーともに大人にも子供にも優しかった。
ボディへの光の照り返しなどは当時では大きな技術力を感じたし、郷愁感漂うストーリーは多くの人を魅力したはずだし、自分自身もその一人だ。
速さだけを追い求めていたマックィーンが主人公として大きな成長を遂げ、多くの人の思いを背負って本当に大切なものに気付くという感動巨編。決して派手なお話ではないが、多くの人が共感できるだろうし、クルマが生活するというアイデアを破たんなく織り交ぜ、非の打ちどころのないストーリーでもって仕上げていた。

そして今作。
ストーリーは実に子供騙しで、クルマがスパイごっこをしているというだけの代物。前作のような、仕草や映像の力によって(つまりくさいセリフが多用されることではなく)感動を呼ぶということは皆無で、無駄に臭く胡散臭いセリフが横行する。当然、それまでのシークエンスもありきたりなので感動するはずもない。
一切の伏線もなく、ゆえに感動もない。キャラクターたちのやり取りに完全に置いていきぼりにされてしまった。

マックィーンは完全に空気だし、今回の主人公メーターも迷惑キャラなだけ。お馬鹿で愛するべきキャラという枠をもう超えている気がする。こういったように、お得意のキャラクター見せでさえ、今回は空振りに終わってしまっており…正直ほめられる点と言えば…EDテーマや挿入歌が良かったことだけだろうか。
スパイアクションなので飛んだり跳ねたり、前作より確実にシーンとしては派手なので小さな子にとっては楽しめる要素もあろうが、見抜く子は見抜くだろうし、とりわけ前作から期待しているファンが満足することもなかろう。前作が大人も楽しめる骨太作品だっただけに、実に残念だ。

製作陣がメーターをはじめカーズのキャラクターを気に入っているというのは伝わってくるが、正直その愛を生かしきれるストーリーではない。驚くほど稚拙で、練りが足りおらず、ピクサーどうした!?と声を大にして尋ねたくなってしまう作品だった。

まさか前作から一転、こんな酷評になるとは思ってもいなかった。
おそらく前作愛からの流れでBDは買うことになるだろうが、映画館に行く価値があるかと言われれば、Noである。皆さんには、レンタルの開始をお待ちいただきたい。
さーーーいってきました!
いつ以来の更新でしょうか!そしてどんだけ映画レビュー積み残してんだって話…。

TFおよびカーズがほぼ同時公開と今夏はどうにかしていますが、両方とも見てきましたのでレビューといきます。2作とも俺デミー賞をとったスペシャリストですが、はたして今回は…。


世界を2度救い、大学を卒業したサムだったが、新しい恋人カーリーに養ってもらっているような状況下、就職できずに毎日を送っていた。オートボット達の存在はすでに明らかにされ、現在は紛争の介入等を行っている。
NESTとの関係は依然良好だが、民間人のすべてが彼らを好意的に思っているわけでなかった。

かつてセイバートロン星での戦いの末期、戦争の終結のカギを握ったオートボットの一隻の船があったが、出港時に撃墜。その後は行方不明になっていた。そして現代、ロシア・チェルノブイリにてオプティマス・プライムが見たものは、まさにその船のエンジンのパーツであったのだ。

オートボットたちと人間との間で揺らぐ信頼関係。
そして、月に隠された秘密、1960年代宇宙戦争の真実の目的とは…。



3作目はいよいよ、彼らの過去に焦点が当てられました。
1960年代に起きた宇宙計画に重ねたシークエンスはお見事。なかなかリアルにストーリーが仕上がっており、前作よりはるかに上をいく出来栄えと言えるでしょう。

これまではロボット同士の戦いでしたが、今回は「人間」という存在が大きなカギになってきます。
人間の中でもディセプティコン側につくものが出てきたり、また新キャラクターの壮絶な裏切り等、今までのように基本的にストレートにことが運んでいくアクション映画ではなく、多少のどんでん返しが盛り込まれており退屈しません。とてもよかった。
また、そういう謎解き的な要素以外においても、オートボット追放から人類の究極的危機の到来、そして反撃と、ヒーローものとして熱い展開もしっかり用意されてり満足。
問題点を挙げるなれば、やはり恋愛描写に不都合があること。
ミーガン・フォックスの降板により急遽変更されたとのことだったが、前述の大筋がしっかりしているだけに、サムとカーリーのカラッカランのやり取りの粗さが目立ち集中を途切れさせる。これこそやはり、ミカエラのままだったらばより良かったと心底思ってしまう。エンディングでもここは見せ場として出てきてしまうので非常に残念。

さて映像。
モデリング自体はもはや1作目で完成されてしまっているのだが、爆発シーンは実写との合成レベルの進歩がとんでもない。今まで以上にそこに「存在」している感が出ており、3Dとの親和性も十分。
しかし動きがはやいので、Real3DもしくはIMAXクラスの規格ではないとだめだろう。XpanDなんかで見た日には金を返せといいたくなるレベル。環境はIMAXだったので、そこは一切の文句なく、ただただ圧倒的な映像に酔いしびれていた。

全体としてみると、シーンのカットがとても多く(多くの場所で物事が同時進行しているためというのもある)ところどころで見ればグッとくるシーンも多いのだが、全体としてつなぎがうまくいっていない印象は受けた。
突然オートボットが捕虜になったり、唐突に今までの流れとは違うようなシーンが入るので、多少理解には苦しむ。またEDも尻切れ気味。感動の渦の中でオプティマスさんが名言で締めるといのは今シリーズの伝統のようなものではあるが、今回は特に急ぎすぎでオプティマスさんも言いきれていない様子。
観客としても物足りない。後日談がもう少し欲しいところだ。
そういう点では、CG技術は今ほどではないにせよ、1作目の構成のうまさは際立っていた。(戦いの規模が小規模であったというのは当然あるが)
そしてやはりミカエラの降板は痛い。ハンティントンもよかったのだが、個人的にはミーガン・フォックスのほうがたまらないわけです。

CGレベルでは当然3,2,1の順番になるわけだが、全体の出来栄えで見れば1,3,2という順序になるだろう。とはいえ、こんな不景気が蔓延している時期に、こういったドンパチの高予算映画を見るというのはGood。良質な軍事ムービーでもあり、愛国心の強い米国人にとっては垂涎すぎるのではないかと思う。
シリーズを通してきた人は必見であろうし、これから始める人も1,2を予習してから望む価値は多いにある。1の出来はかなり良いので、1がつまらなければやめておけば良いし、様々な残念ポイントがあるとはいえ、今作も間違いないクオリティであるわけで、きっとはまることだろう。

2007年より始まった本作。3部作との話もあり、いったんの完結は迎えたものの、もしかしたらスパイダーマンよろしく新シリーズとして始まるかもしれない。
まぁしかし、ダシはしっかり絞りつくした感はかなりあるので、無理をすることなく、名作のまま閉じられることを強く期待したい。

あーー、予定地ばかり作って全然記事かけてねぇ…。

パイレーツ!いろいろあって見始めて、いろいろあって順番もバラバラ。
1作目のあとに4作目!
ジャック今回も大活躍…!
のはずが、やはり1作目と比較すると空気的に…。
今回はバルボッサがめちゃくちゃかっこよかったな。2作目と3作目も見ますまた。

ペネロペ・クルスは結構はまり役だと思うけど、二人のラブストーリーはなんか面倒というか、わざわざそんな要素持ってこなくてもよいじゃないと。人魚やゾンビ等、いろいろ盛り込むがすべて空回り気味で、かなりネタ切れ感があり、少ないガソリンで無理やり走っているなー、という印象を受けた。
まぁしかし、ハンス・ジマーの作ったメイン・テーマを劇場で聞くことに個人的には大きな価値を感じたのでよしとしよう。

予告でトランスフォーマー3みた時が一番テンションあがった。

BSサタデーシアター(だっけ?)で偶然見つけ、ポテチとビール片手に見た本作。
スピルバーグの珍しい(と思う)ラブストーリーそしてオードリー・ヘップバーンの遺作でもあります。

このレビューを書いているのが11/8/23。
かなり前なんですが、すがすがしくハッピーな気持ちになれる映画でした。

ゴーストと少し似ているし、ところどころストーリー的に惜しいと(個人的に)感じる点はあるものの。
最後に出撃するのは恋人ではなく、新人君野が良かったのではないかと。
そんな結果、「あいつのことは頼むぜ、若造」みたいな展開のが熱かったと思いますねぇ。
すごい映画でした。
老衰死寸前の主人公が自分の人生を話すわけだが、それが支離滅裂。いくつも分岐したばらっバラなお話が展開していく。

だがしかし、衣装や光、とり方などの恐ろしいテクニックにより、見る側が混乱することはない。「あ、これはあの分岐したやつだな」と苦労することなく、整理しながら物語を追うことができる。ここがこの映画のすごいところ。

オチも「おぉーー!」となかなか感心出来る。
人生にはいくつもの選択肢があり、可能性がある。自分が選んでこなかった道では、どんな展開があったんだろうか。

ベンジャミン・バトンとインセプションが合体し、ハリウッド感をなくしたらこんな映画なんだろう。
機会があればぜひ見てほしい。
今回わかったのは、俺はミニシアターは向いていないな、ということ。やっぱ大きなスクリーンがいい。
Zero
HN:
Zero
性別:
非公開
ロックマン、遊戯王、勇者シリーズ、はたまた政治なんかも時々取り上げる自分日記。行きついちゃった人は、記事検索してくれると思いのほか良い情報が手に入ることが…いや、ほとんどないはずです。
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