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●フライトプラン
アイデアが良い、引きも良い、ジョディ・フォスターの演技も狂気的ですごい、しかし
オチがまずい
という映画、不思議ですね~~!!
一緒に乗ったはずの娘がいない!というお話し。
残念なポイントとしては、
・狂気じみすぎているのと、あまりに周囲に迷惑をかけるその行動に、ジョディにまったくもって共感できない。これが致命的。だって最終的にはジョディが正しかったわけで、最終的にはジョディを応援したくなるのが観客というもの。しかし前半のひどさを思い出すと、ぶっちゃけ勝負の行方などどうでもよくなる。
・オチが結局ハイジャックかつ恐喝というしょうもない仕上がり。上空の鉄の塊の中で子供が疾走するというミステリー全開さが売りだったはずなのに、最後は結果ハイジャックで終わるという…。
大味。本当、大味。
ジョディ以外は演技も特筆すべき点はないし…まぁ、借りてまで見なくてよいですね。映画館でなんてもってのほかかな。
●暴走特急
この作品は良いよなぁ。セガール・ムービーのなかでも結構なできじゃないでしょうか。これは船か、ですかね。
あ、さて。今度の舞台は鉄道で、人質の中にはなんとセガールの姪っ子が!
もはやなんと、という言葉さえ要らない超・定番設定!さぁあとはセガールの圧倒っぷりを見るだけだ。ナイフを持つ敵に憲法で立ち向かう、拳銃を振り落とし体中バキバキに絞めるなど、まさにやりたい放題!
全く緊張しない映画だ。
もうセガールっぷりを楽しむには最高の映画。
無駄にテンションあがります。おかげで一晩起きてます今日。
PCが地デジモードになったので、お試しで録画したのを視聴。
さすがに17作目になると、(といってもしばらく見ていなかったのだが)
前回までの作品とテーマとかがかぶったらいけないということもあり、徐々にハードルが上がっていきますよね…。と言いつつも、結構たのしみました。
ゲストキャラのお姉さんがヘタレ野郎だったり、
エコの怪しげな感じをテーマに持ってきたりと、
これまでと違ういろんな試みが面白かったですね。
家族愛と、しんのすけの純粋な正義というものが、シリーズを通しての核なのかなぁ、と思っています。この辺全部視聴して見極めたいです。
あと共通しているのは、全体的にホラーチックというか、町全体が異様な空気に包まれたり、不気味な雰囲気を中盤で醸す点ですよね。ヘンダーランドは極みだと思います。
もちろん今作も家族愛満載です。
なんですが、敵キャラのバックグラウンドがしょぼすぎて、ちょっとオチにがっかりという感じかな。
ちょっとした伏線の敷き方とか、ギャグの入れ方は上手でしたが。
オチが本当にいまいちだったなぁ。中盤はすごく盛り上がるんだけど、(みさえが記憶を取り戻すところなど)…。あとゲストのお姉さんが好きになれませんでした。後藤さんってハルヒに出てたよね…。てっきり芸人かと思うくらい演技下手で驚いた。
まぁ、そんなところ諸々含めて吹雪丸にはかなわなかったかな、と。
<本郷作品>
・アクション仮面
・ブリブリ王国
・雲国斉
・ヘンダーランド
<原作品>
・暗黒タマタマ
・豚のヒヅメ
・温泉わくわく
・嵐を呼ぶジャングル
・オトナ帝国
・戦国大合戦
<水島作品>
・ヤキニクロード
・カスカベボーイズ
<ムトウユージ作品>
・3分ポッキリ
・踊れ!アミーゴ
・歌うケツだけ爆弾
<本郷作品>
・金矛の勇者
<しぎのあきら作品>
・野生王国
・花嫁
リスト。
この年で全部見たらどう感じるのか…(ゴクリ
気になるのが、久方ぶりに参戦の本郷氏が手掛けた金矛の評価が低いこと。
ちょっと見て見ますか。
久々にワロス、な映画でした。
えーと、どこから突っ込んで良いのかわかりませんが、とにかく駄目な映画です。
地雷とわかって踏んだけど、破壊力が想像以上で上半身まで吹っ飛んだ気分です。
まぁ、演技なんかは言うほどもないでしょう。高校の文化祭のほうが良いのでは?と思えるくらいです。カメラワークは悪くはないんですが、クライマックスの打ち合いでは酔うだけで何の臨場感もありませんでした。
それから、最後の敵の男についてですが、僕はこういった展開が最もあたまに来ます(笑
最初は危険で、越前の膝を狙うヒールな男←好評価
↓
ところが実は病気(ショックによって声がない)を患う妹がいる。←???
↓
最初はテニスなんてくそくらえと思っていたのに、いつの間にか越前の膝を狙うこともやめ、一所懸命にテニスをする熱血な男になっている←糞3乗
そもそも、数年前に青学を退学して、南アフリカに行っていたはずなのに実は残っている理由も良く分からないし、(直後に事故があって両親を亡くしたのか?しかし直接的な説明はなし)
テニスを嫌いになった理由も良く分からないし、暴行事件起こすほどの狂った男がなんか知らんが最後の最後で熱血な良い奴になったのも府に落ちない。とにかく府に落ちない。
さらに、酔うカメラワークという追撃。もはや言葉にできない。
俺ならこうする。最後の最後まで膝を狙わせ、でも越前が対抗策を見出して、「そろそろ本気で行くよ」と左手に持ち替えたあたりで燃える曲を流す。その後は焦る相手をしり目に、圧倒的な力でねじ伏せる。
地に伏せる相手にラケットを向け一言。「まだまだだね」と。
そんで、相手は悔しさのあまりそこから動けず、ただただ越前に対抗心を燃やすのであった。
こんな感じでしょうでしょう。
安っぽいCGや、安っぽい演技や、なんかそのほか安っぽい演出なんかは最初から予想しているし、そもそも原作そのものが立派なものではないので期待はしてませんでしたが、、テニスの王子様最後の砦である、「キャラクター」というものさえも、このオリジナルキャラにおいてうまく描き切れなかったことは、最大の落ち度だと思います。
関東大会を全て描くための尺の都合か、不二のトリプルカウンターや、海道がブーメランスネイクを習得した経緯、大石に関してはムーンボレーさえ出してもらえなかったりと、1時間50分を一体何に使ったのかと問い詰めたい。
まぁ、その辺を排除して越前と手塚の物語に仕上げたかったのかもしれないが。しかしそれでは1時間50分は長すぎるだろう。
何を描きたいのか良く分からないまま時間が過ぎ、最後は意味のわからない青春もので閉めてくれた劇場版テニスの王子様。100円で借りていなかったら間違いなくキレていたし、1800円を出そうものなら後悔のあまりに自害は確実。
下半期にテポドン級が出ない限り、今年の俺ベリー賞は決定です。
●チャーリーとチョコレート工場
今更ぁ~!?という声が聞こえてきそうな、工場の映画。ブラック加減はさすがティム・バートンですね。狂ってる。嫌いな人には耐えきれないだろうなぁという映画。2度目は無いかなぁ…。
しかしティム・バートンのわりに、鑑賞後の消化は優良だと思いませんか?わりに皆幸せになるし…。なんか良い意味で裏切られた作品です。
●300
スパルタの戦士300人がペルシアの1万の軍勢に立ち向かうという史実を基にした作品。日曜洋画劇場で拝見しました。ギリシア史の好きな友人がおすすめしていた今作。
お話は大したことないです。恰好よいですけれども。
やはり見どころは筋肉美と映像。
「映像革命」の名に恥じぬ、ライティングやストップモーションを駆使した演出はお見事。鍛え上げられた肉体をこれでもかといわんばかりに描写し尽くす。全体的にざらついた質感の映像も、雰囲気を醸し出しています。
素晴らしい映像は一度鑑賞あれ。
しかしストーリーは決して明るいものではないのでね、そこは注意が必要。
●死の標的
セガールが弱い!!
まだ若いんですよセガールが。体が細い分、非常に頼りなく見える。サシの戦闘では負ける気がしないんですが、この若いセガールはやたら敵の罠にかかる。「セガール、逃げろ逃げろ!!」と突っ込むのを楽しむ映画。
そして最大の見どころは、90年から現在にかけて顔が一切変わっていないということだ。
化け物かこの男は。
あと水曜洋画劇場のCMは昔の雰囲気満載で大好きです。
●The Day After Tomorrow
環境の変化で地球が大変なことになる映画であり、主人公があっさり助かっておまけに可愛い(ほんとうに可愛い)彼女をゲットするという映画。
すみません、別に悪意はありません。
VFXばかりが目につく映画ですが、(実際にVFXはめちゃくちゃすごい)ストーリーも別にトンデモってわけでもなく、なんか論理的な説明は、素人にとっては十分に納得いくものです。
しかし長いかなぁ。2時間と数分。なかなか動き出さない政府の役人とか、彼女の薬を探しに行って狼とか低気圧の目とかで大ピンチ!!とかまぁカットできるシーンはそう多くないけど…。
まぁ、将来のことも考えたりしつつ、一度見ておいてほしい作品ではあります。
監督は2012も手掛けており、ぜひ見てみたいと思いました。「地球の静止する日」は非常に駄目なものでしたが、こちらは恋愛やパニック、家族愛を盛り込みつつも破たんなく、丁寧だなという印象を受けました。
テーマも映画としても、良い具合です。
●Big Fish
これもティム・バートン。不思議な感じは相変わらずだけど、ブラック感は少し薄めです。
でもその分鑑賞後は少し胃に未消化物が残る感じ。見た後じっくり考えて消化していくと、この作品の良さがグッと来たりするので全然OKですが。
映像が全体的にかすみがかっていて、穏やかに見ることができます。
父親と息子の和解が、幻想的な世界と現実の関係を徐々に明かしていくことを通じて実現していくというお話。登場人物の一人一人をじっくり見ていけば、最後はより楽しむことができるでしょう。
こういう映画見ると、楽しく生きていきたいな、と思いますね。
お勧めの一本です。
評価が難しい映画だと思っています。
書きつつ、検討していきたいです。
若干のネタバレを含みます。まぁ、みなさんタイトルからして結末はある程度予想がつくことだと思いますが。
テーマはまさに”音楽”。
音楽が男と女を結び、そして時を経て家族を結ぶ。
と同時に、良い音楽と、良くない音楽を描いているわけですね。
純粋な気持ち、感情の素直な表現を大切にしないと、音楽が「奇跡」を起こすことは決してない。
そんな映画だったのではないでしょうか。
公開当初はさほど有名でもなく、特段話題にも上らなかったような記憶があります。
ストーリーは「音楽が奇跡を起こす」という以外は特に変わった点もなく、一人の少年が幾多の困難を乗り越えて夢を手にするというお話。
結末はある程度予想できるのですが、見せ方がなかなか上手だったり、そして何より音楽が素晴らしいんです。壮大なオーケストラや、時々に挟まれるギターサウンドなど、サウンドトラックが非常に素晴らしい。その効果がとても大きく、感情を揺さぶられます。
ヒール役の男がなかなかキレていて、「ほんとに会えるの!?」とすごくムズムズします。
そんなムズムズを払しょくしてしまうのが、残念ながら「奇跡のシンフォニー」という邦題。残念すぎる。
この手の映画は大概、奇跡のハッピーエンドで終わるものですが、それをより強調してしまっている。結末が約束された、まるでセガールの映画を見ている気分。奇跡が100%約束されているから、途中のハラハラ、ムズムズ感が0なのだ。
しかも分が悪いことに、本作は2時間となかなかの長丁場。邦題の「おかげ」で結末が予想できている上に、2時間という時間は非常にだるい。途中でヒール役が出てきて、少年の正念場を邪魔しようとするんだけど、このへんが本当にだるい。はやくゴールが見たい気分でいっぱいになってしまい、感情の高まりが妨げられる。
うーん残念。
それこそAugst Rushというタイトルをもう少しうまくアレンジしてもらって、わかるようなわからないようなうまい見せ方にしてほしかった。それだと観客が入らず人気が出ないのか…。
そのほか、出会ったその晩で子供作ってしまうなよwwww
という、無責任な男女の行動があったりするが、ここはひとつ「音楽の力」でお互いの気持ちが全てわかってしまったということで理解しておきます。
しかし、音楽の点ではほんとに「素晴らしい」の一点張り。
アカデミー賞でノミネートされた理由も十分に理解できるし、私も例外なく感情を揺さぶられました。
BSで適当に放送していたのですが、その時は酔いがひどくて借りてみました。
…酔っぱらってみてたほうが良かったかも…。という感じ。決して悪い作品ではないですが、別にもう一回見ようというような感動ムービーでもないです。
序盤で妻を亡くし、父として奮闘するまでは良かったんですが、なんか、なんかこう、最後まで何がテーマなのかよくわからない映画というか…。メッセージ性が弱いです。子育て奮闘記なのか、旦那の恋を応援する映画なのか、田舎っぷりに哀愁を感じつつ楽しむ映画なのか、家族愛に涙する映画なのか…。まぁたぶん家族愛を堪能する映画何だと思います。
しかしそれをいまいちグッと移入できないのは、カメラワークのせい?なんか大学の出しものじゃないんだから、というような演出。素人っぽいカメラワークにライティング。特にライティングがひどかったと思う。
惜しいですね。
特に無理してみる映画ではないかと。リヴ・タイラーのムッチリ感を堪能したい殿方にはお勧めです。
●チャーリーと14人のキッズ
うってかわってこちらは高い満足度のハートフルコメディ。リストラにあったエディ・マーフィーは、自分の家で託児所を営むことになり、そこで巻き起こる男二人の子育て奮闘記。悪役もしっかり登場して、わかりやすい構図ながらもただのお気楽ムービーだけでなく、子供や、大人の成長も1時間30分で感じられる良作でした。
わたしが気に入るタイプの映画ですね。見た目は軽いのに、結構グッとくる作品です。
●地球が静止する日
最近のハリウッドが放つ地球ピンチ系映画は、なんだかこんなタイプが多いと思います。90年代や00年前半なんかは、インでペンデンス・デイやアルマゲドンなど宇宙人や隕石といった外的要因で地球が滅びて「さぁ人類どうする!?」というお気楽VFX満載映画でした。しかし近年は、環境問題の高まりからか、デイ・アフター・トゥモロー(未見ですが)や、2012など、やたら環境を意識して人間を自戒するような映画が多いですね。
無論、ご他聞に漏れず今作もそのたぐいの映画です。
宇宙の何とかさんが地球にやってきて、「人間はこの星に悪影響を与えているから滅ぼす」というお話。それだけ。
最後の最後で人間愛に感動しちゃったよやっぱりやめる!という姿勢が余計にはらが立つ。そもそもキアヌは、自分でスイッチを発動しておきながら、途中で心変りしてやめる。おいおい、それじゃあこれまでにしんでしまった人はどうなるんじゃ。(汗)もっとじっくり人間を観察してからスイッチおせや、とツッコミどころは満載。
ストーリーはほんとこんな感じでグダグダだし、この手の映画の見どころの一つ、CGに関しても「なんだかなぁ」というクオリティ。トランスフォーマーが簡単にいろんなことをやってのけてくれるんで、あんなスタジアムが消失する程度じゃ「ふぅ~~~~~ん」で終わってしまう。
難しいですね。やっぱり。
重いテーマを真面目に扱ってかつ、こうやって巨額の資金をブっ込んで作られているから誇大広告になってしまうというのもあるのでしょうが、これはかなりひどい部類にはいるんだと思います。テーマだけに、結末やそれに至る伏線など、ストーリーには徹底的にこだわらなきゃ。
宇宙戦争が「意味不明」で終わるのとは少し違いますが、これは「納得いかん」という具合に終わります。
あ、キアヌ・リーブスは好きですよ。散々言いましたけど。しかし今作はアレかもしれませんね。
●ボディ・ガード
エンダァアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!イヤァアアーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
ホイットニー・ヒューストンのテーマソングで有名なあの作品をついに見ました。いやーかっこ良い。何が良いってケビン・コスナーが良い。男ならこんな男に憧れてしまう。
まぁ、ホイットニーの心変りは大分面倒だけど、ケビンがかっこよくて真面目だからそっちに感情移入できて非常に楽しめました。最後の最後でキレることはないと思ったが、ホイットニー。あれはどういう意図があってあんな脚本にしたんだろう…。
エンディングもばっちり良い具合に終わってて、良い作品でした!
●トレジャー・プラネット
ディズニーがわりに最近出した映画。うーん、つまらなくはないんだけど、いろんな映画のお茶葉を再利用した感じかなぁ…。特に可もなく不可もなく。なんか見たことを忘れてしまいそうな作品。相変わらず山ちゃんの吹き替えは神業だが。
ネコ船長のツンデレっぷりと、美人ママさんが見どころです。(こんな見どころばっかだな…)
シリーズ第14弾は飛行船が舞台。そしてあの怪盗も登場だ!!
と、例年に比べると少し宣伝が弱い気がしなくもない本作。
もう14作目ということで、僕も年をとるわけです。いやぁ…。
さて、昨年の段階で飛行船は出ていたので、おおまかなプロットは決まっていたんでしょう。「テロリスト」「細菌兵器」など、なかなか最近ホット(?)な話題を出しています。
そしてもう1個が、なんか知らんがキッドと蘭が良い感じに!?という見どころですな。
今回は謎とき推理ミステリーというより、灰原、コナン、蘭、新一の恋模様やらなんやらにニヤニヤしながら、ド派手なアクションを堪能する映画。その点では、前作とかなり反対の位置にある作品だと思います。
ことアクションはなかなか素晴らしい演出で、久しぶりに「かっちょいい!!」と思えるシーンがたくさんありました。シャーロックホームズみたい(笑
監督もこれが7作目ということで、ついにこだまさんと並んだんですね。そういう経験もあってか、最近ははずれのない良い作品に仕上がっていると思います。もうしばらく交代してほしくはないですね。
OPは今回かなり違います。びっくりしました。でも良かった。
EDテーマに人間が出てこなくなりました。昔はこのスタイルだったので、良い変更だと思います。劇中の実写化ともいうべきEDですが、テーマソングの良さとも相まって、なかなか良い余韻を残してくれました。CDレンタルしました。
お話というか、ミステリーは甘めの出来でしたが、それを補って余るほどのラブコメ要素やアクション、ニヤニヤポイント満載で、かなり満足度は高かったです。おすすめ!
<以下ネタバレ>
毎度毎度のことなので、結末は多くの人が予想している通りです(笑
事件については、2転3転しますが、わりに簡単な感じで。なんかニヤニヤしている間にいつのまにか佳境みたいな感じでしたね。
最大のニヤニヤポイントはなんといっても、コナンとキッドの共闘。服部よりある意味ライバル関係なんでしょう。だからこそ、こういう一大事のときは助け合う。キッドもなかなかの男ですね。
「またお前に変装するのかよ」や、「この前のお好み焼きやにいくで」など、過去の作品からの続きネタがちょっとした小ネタとして入ってきたりしていてファンサービスも満点です。「キッドって工藤君なの?」って…。あれですかね、この映画はかき分けができない青山さんへのあてつけですかね?(笑
しかし主人公の顔を一緒にしたというのが、こんなところで生きてくるとは誰が予想したんでしょう。
劇場第15弾も決定した模様。
はよ完結してよ!!
まぁしかし良くできている。
これくらいから、確かディズニーはミュージカルアニメというジャンルを確立し、人気を出すことに成功しだしているが、まさに納得のクオリティ。Under the seaやPart of your worldなど、名曲揃い。すずきまゆみさんの歌唱力に酔いしれますなぁ。
お話はもともと知っていたので大きなインパクトはなしです。
●ターザン
テーマもよい。音楽も良い。映像も美しい。
ゴリラの乱獲を狙う人間の愚かさ、自然保護のメッセージがひしひしと伝わってくる。
しかしEDがいまいち。
ディズニーらしく最後も幸せっぽく終わるのだが…私ももう大人だ。これには騙されないぞ。
リロ&スティッチにしても、ヘラクレスにしても、主人公を含むメインキャストたちは、2つの世界のうちの一つを選択することになる。
スティッチの場合は、地球か、母星か。
ヘラクレスの場合は、人間界か、神の世界か。
そしてまた、このターザンも選択を迫られるわけ。自然界か、人間界かって。
正確にはジェーンのほうではあるのだが。
ここが個人的に納得いかないポイント。はたしてこのハードな大自然でジェーンやお父さんは生きていけるのかという疑問。ディズニーに現実の問題(たとえば、ゴリラの食生活は人間もできるのか、とか、弱肉強食の世界でこれまで人間界で生きてきたものが生きていくことはできるのか、など)を持ち込むのは御法度だと分かっているのだが…ぬぅうん…。
逆に、ターザンが人間界に行き、ジェーンとともにゴリラ研究の第一人者として生きていくというストーリーでも良かったんじゃないか。こうなると、もちろんカーチャックを死なすわけにはいかないので、「おまえは向こうの世界で頑張るんだ」という、別の形での「認め」が必要になるが、これはこれで良いと考える。
EDというのは、物語のもっとも重要な部分である。終わりよければ全てよしという反面、終わりが悪ければ途中がどんなに良くてもしりすぼみで終わってしまう。
至極個人的な考えだが、このEDには少し疑問が残った。映画としてのクオリティは一級品です。
●バーン・アフター・リーディング
これは日本の配給会社が悪いっしょwww
構成は良く練られている。5人の登場人物が好き放題やっていたら、誰が望んだわけでもないのに段々ヤバい展開になっていくというお話。
一応コメディに分類されているけど、かなりブラックだなぁ、と思いました。
別に面白くはない。かなりの予告編詐欺。というわけで、レンタルする際はご注意を。
さーて。結構映画を見溜めているので、レビューまいりましょう。
●遠い空の向こうに
アメリカの炭鉱の少年が、ソ連の打ち上げた人工衛星に感化されて、町の人間の協力を得ながらロケット作りに挑むというお話。そこで起こる困難の数々。これが実話だってんだから驚き。
夢を追い続ける美しさに心打たれる名作です。
●リロ&スティッチ
ディズニー映画が私の琴線に触れる理由というものをいずれ分析してみたいものだ。キングダムハーツの新作をやるにあたり、やはり全作品見ておくべきだろう、と思い数本をレンタルした。
当初はキャラクターが好みに合わず目も向けていなかったが、これが大ヒット。
ただのおバカ映画かと思いきや、暗い部分がしっかりあったり、キャラクターの成長を伺えたりと、お気楽ハッピームービーの代名詞である過去のディズニー映画とは違う、現代のディズニーの底力を見せている。
その歯切れの良さゆえに、私はディズニー映画が好きなのだろう。
私が映画に求めるものは基本的に「楽しさ」であり、「感動」だ。時には考えるような映画も見るが、やはり見た後にスカッとする映画が上位に来ることが多い。
その点でも、このリロ&スティッチは最初こそわからないことだらけで、物語がどこに行くかわからない楽しさがあり、最後は円満で完結するという最高のスタイルを持ちえている。
途中の流れも過不足ない描写で、それぞれのキャラクターを立たせて、たかが1時間半の間に愛着を持たせることに成功していると思える。お見事!
●ヘラクレス
これもキングダムハーツの影響で。
神の子ヘラクレスが、人々の信頼を勝ち取って、大切なものを守ることができる真のHEROを目指すお話。これも完全なディズニー映画で、スティッチとは違う90年代ディズニーのテイストがあふれています。
魅力的なキャラクターは言うまでもなく、この映画はゴスペルがもう一つのテーマになっていて、劇中の挿入歌や演出がお見事です。よくぞこんなカット思いつくなぁ、と。
そして何よりメガラがエロい。吹き替えで見たのですが、工藤静香のボイスと相まってその魅力は十二分。劇中の歌も素晴らしかったです。アラジンのスタッフということで似通った雰囲気もあり、表情が非常に豊か。アニメはこうじゃないと、と思えますね。
ディズニーにはまってしまう予感!!